2.0
消化不良…
絵はきれいでテンポもよく最終回まで、引っ張られるように読み進めましたが、叔父との疎遠だった理由と、その後の和解(?)とか、伯爵の右目失明の危機はどうなったのかとか、伏線らしいものが回収されず、最終的な義母と妹の取り扱いもわからないし、妖精兄との約束をどんな風に守っていくことにしたのか描かれないまま、こどもにかこまれて幸せになって、おしまい、で、最後はポカンとしてしまいました。
側近も影の子も、なんか仕事できるぞ、みたいな雰囲気をみせつつ肝心なところで主人公を守れないし監視はしてないし、こんなに失態が続いたら、普通は処罰される気がします。
溺愛系の雰囲気を楽しむ方であれば、それなりに楽しめると思いますが、悪役ギャフン期待する方とか、細かい設定が気になる方にはお薦めできないです。
- 9
白薔薇の姫が棘をまとう理由