2.0
焦らされているが話が一向に進まない。
もうすぐ命を失う、ということらしいですが、それから何度も発作が起こるけど、話はなかなか進まない。まるで「ガラスの仮面」の月影先生のようですね。
ヒロインを虐げていた家族との和解がテーマかと思いきや、そのご家族は全く出てこない。
「私が有名になったら…」と、予言までしていて、才能を見出されていたのに、有名になり家族の耳に入るのかと思いきや一向に有名にならず、部屋にこもって絵を描いているだけで、テーマがなんなのかがわからなかなってきました。
彼女の病気を家族が知って今までの事を心から反省し涙を流してヒロインの存在の大切さを知り、ヒロインは命を落とすことなく公爵と幸せになり、愛させる喜びに満たされる、、というストーリーを望んでいたのですが、
色々な付箋だけはられ、全てを焦らして、同じところをぐるぐる繰り返しているだけに見えるので、そろそろ読むのを諦めようかと思います。。
後、絵を描いているときに、なぜあんなにドレスアップしているか疑問です。せめてエプロンか、服が汚れない布を羽織っているものじゃないんでしょうか?ヒロインの美しさの表現がたいせつなのかもしれませんが、家族のお嬢様の戯れのように見えて、逆に不自然です。コルセットをつけていたら胸だって苦しくなるし、体を締め付けないラフな格好で描かれているほうが、芸術家っぽい神秘的な雰囲気になると思います。
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余命わずかの脇役令嬢