嘘をついている自分から、唯一解放される逃げ場所であったあのお部屋。
引き払ってようやく真実ダホビル家の婿養子になれましたね。
牝牛の伯母様方もやっぱりダボビル家の善良な方々で、いなくなったマルソーのために好物のスープを毎日作らせていたって、泣けますね。
結局皆様は、マルソーが心から家族になる覚悟があるのか確かめたかったのだと思います。
他ならぬ愛するカトリーヌのため、だったそれだけでよかったのですね。
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結婚商売
108話
結婚商売(108)