5.0
読みやすい
原作を文庫本で読んだことがありますが、漫画になっていると更に読みやすくて、実際の少年達の生い立ちや苦労が理解できます。境界知能の子ども達にとって、少年院は教育を受けられる最後の機会という真実が、特に印象に残りました。先日の4兄妹の虐待遺棄事件も親によるネグレクトがあったそうですし、支援学校に通っていたと報道があったので、この本に出てくるケースが最悪の事態を招いてしまったのだと思いました。早急に教育を見直さなければ、もっともっと犯罪が増えると思います。少子化対策ばかりではなく、こういった問題が根本的にあるのだという事を、国は理解しているのでしょうか?
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ケーキの切れない非行少年たち