5.0
ぜひ最後まで読んでほしい
ここまで人の心理を突いた作品はなかなかないと思います。
『いい子ちゃん』で生きようとしていたサク。
何もないから『いい子ちゃん』の肩書きで、何かになっている気がするって、他の人にもあり得ることではないかと思います。
私も『いい人』と思われていたいという思いがあります。
その感情と同じで、臆病だからこそ
『人に嫌われたくない、人に好かれたい、価値を認めてもらいたい』
だから『いい人』やってしまっていました。
自分で作り上げた殻だけど、その殻を打ち破るには相当な勇気と気づきがないとなかなかできません。
途中グダグダだったけど、自分で気づいたサクはすごいと思います!
陽希も同じで大ちゃんや葉月ちゃんともやりとりで、心にしまわれていたこころの傷(寂しさや劣等感)に気づけたから前に進めたんだなぁ
って。
遠回りしたけど、大ちゃんが陽希を大切に思う気持ちが心の中にフタされてた気持ちを気づかせてくれたんだなぁと。
作者さん、そこまで人の心情を細かく表現してくださり、感謝です。
さすがでした✨
高校生なのに大人のような思考ができる登場人物たち。
感心しながら、読ませていただいました〜♬
ありがとうございます
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サクラ、サク。