5.0
吉田秋生といえば、これ。
リアルタイムで読んでいた懐かしの名作です。ジェンダー問題に謎が絡み、魅力的な主人公とミステリアスな展開。当時としては珍しい大人っぽい美しさを持った絵でした。全ての漫画好きにおすすめします。
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64425位 ?
リアルタイムで読んでいた懐かしの名作です。ジェンダー問題に謎が絡み、魅力的な主人公とミステリアスな展開。当時としては珍しい大人っぽい美しさを持った絵でした。全ての漫画好きにおすすめします。
お話が長すぎなくて、不安と謎がテンポよくドライブしてゆき、腑に落ちる結末が用意されており、とてもよくできたミステリーだと思います。現実だったら、おそらく親にこんな虐待をされたら、残るトラウマはこんなモノではないとは思います。普通の生活に至るまでのドラマにトラウマケアの部分がなくてはならないでしょうが、そこがお話です。私はこの長さで良かったと思います。
多分3倍ぐらいの長さにでも膨らませることができたことでしょうが、短いことで成功していると思いました.
人物描写が細かくて痒いところに手が届きすぎて逆に痒みが増すようなマンガです。親の呪縛はなかなか克服できず、また告白することさえ怖いモノだという人生の真実を、改めて噛み締めてしまいました。主人公のモト彼のガマンと悶絶がツボでした。おすすめ心理劇。
ざっくり言ったら青春群像、成長物語、なんでしようが、登場人物のあれやこれやが全て音楽の音の粒立ちのようにひびいてて、非常に良かったです。マンガに音はないけれど、絵や言葉やコマ割りが、ハーモニーになるんだってわかりました.音がないだけにそれらの音には邪魔が入らず、作者、天才か?と思いました。
歴史と人物、うんちくと変態風味アクションをバランス良く配合して料理してみせる作者の手腕が素晴らしいです。
個人的には実在の日本人俳優のそっくりさんが出てくるのが楽しみ。
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吉祥天女