4.0
主人公2人目まで読了しました。
7話目から始まる祈里の話が、
読み進めるごとに、
もう、
反吐が出る
虫酸が走る
腸煮えくりかえる
鬼畜すぎて
頭が怒りで沸騰しそうでした。
祈里が主人公なのに、
祈里の母親の方が主人公かと錯覚しそうでした。
レビューで、
ホラーだと感想を書いてる人が多かったけど、
これは心を壊された女の子の「現実」なんです。
ホラーなんかじゃない!んですよ。
母親は父親から暴力暴行を受けたことを先生(周りの大人)に話して助けを求めたのに、
虚言癖があるとして話を終わらせられた。
誰も自分を助けてくれず、自分の方がおかしい人にされてしまった。
結婚して、
相手がいい人であったら人生やり直して幸せになれたかもしれないのに、
その希望も奪われた。
母親が娘に「祈里」と名付けた。
そのシーンを思い出すたびに
涙が込み上げてきます。
娘に自分の希望を委ねた。
だけど結局、
娘からも距離を置かれることになった。
どう見ても母親の方が主人公に思えて仕方がないです。
母親の頃と違って、
今の時代は、周りの大人たちも、子どもの声をすくい上げてくれるようになりました。
だけど誰にも言えずに心にしまい込んでる人もまだまだたくさんいるんじゃないかと思います。
いつもニコニコと笑ってる仲の良い友だちが、
もしかしたら被害に遭ってるかもしれないんです。
「ホラーだよ」とか言う言葉を簡単に使われると悲しい。
母親がどうしてそんな人になったのか、
それを慮れ、
他人に心を寄せることができるなら、
そんな言葉は出てこないんじゃないかと思います。
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真綿の檻