リカコもまだ気持ちが収まらないながらも
あの2人の仲を裂こうと思ってはいないし、
あとはゆっくり主人公たち2人が初心者レベルからステップアップするだけ。
家で料理をしてでも2人になりたい遥菜。
若い頃の理人さんは刺激的な彼女を求めたりもしたけれど、実際は遥菜みたいな癒やしを与えてくれるような人が本当のタイプだったのでしょうね。
自分の理想が遥菜タイプだと気づくには結構な時間がかかってましたが。
理人さんは正直なところ、ちょっと面倒くさい性格ではあるから、基本支えてくれると嬉しいけど、空気を読んで1人にしてほしい時にはそっとしていてくれというタイプ。空気を読むのが苦手なリカコには理人さんを支えるのはちょっと難しかったかも。仮に遥菜という存在がいなくても、好きな気持ちだけでは遅かれ早かれぶつかって、たとえ復縁したとしても結果的にどこかで別れを選んでいたでしょう。その時はリカコではなく理人さんが別れを言い出す可能性も。
リカコには、ある意味こじらせる理人さんよりももっと器の大きい人でないと釣り合わないのでは?
不動産業界とかでなく、もっと新しい業種の経営者ならもっと相性がいい人がいそう。リカコがピアニストならスポンサーにもなってくれそうだし。
お互いに売れるための良きビジネスパートナーにもなれるかも。あとは国際結婚も向いていそう。
リカコは散々いろんな人を振り回したりもしたけれど、リカコの登場により遥菜と理人さんの仲が進展したところもあるから、私としてはなんだか憎みきれない部分もある。
リカコは振り回してもそれも良しとするような人と巡り合って、いつか幸せになってくれていたらいいな。
さて、主人公たちは次回本当にステップアップするのか?
理人さんがこじらせモードに入ってないからしばらくは大丈夫かとは思うけど。
これからは理人さんが1人で色々うじうじ悩んでることを少しずつ表に出していってくれればいいなと願うばかりです。
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いつわりの愛~契約婚の旦那さまは甘すぎる~
072話
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