佐伯くんは、式の日に日本を立つの?
たまたまなのか、あえて区切りをつけるために
彼はその日を選んだのか。
学生時代一度別れた人が再会してから結婚まで進め、
幸せになるのって割と少ない。
男性が強く思い続けていてくれて、去った女性を
責めることもなかったのもレアケース。
彼女が家を去った後、たいていはL◯NEあたりで
「帰っちゃったの?」と聞くか電話したりで、彼女が
今どこにいるか聞いたり、帰った理由を聞くだろう。
でも彼はそれをしなかった。
彼女に嫌われたと落ちこむ。どこまで自分に自信が
なかったのか。イケメンだし、そこまで嫌われたと
思うのはなぜ?と私は思ってしまったけれど。
読者の中には、きっと彼の行動に納得いかず、
このあたりで読むのをやめた方もいたと思う。
でも彼の一途な思いに私は負けたのか、ラストまで
お付き合いしてしまった。
再会したとき、去った立場で言いづらい女性側を
年上男性が怒ったり責めたりもせずうまく立ち回る
って、なかなかできることではない。
本当に好きじゃないとできないこと。
佐伯くんが出てきたり、いわゆる2人を邪魔する
人々も登場してきたけど、結婚までたどり着けた
のなら、もう2人は大丈夫だよね?
それぞれモテなかったわけでもないのに、それは
やはり「運命の人」ということなのか。
何はともあれよかった。
安心して読み終えられてよかった。
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初夜カレ -意地悪で甘いひと- 分冊版
048話
#24 (最終回)未来(2)