1522位 ？
4.0
めぐみは長年付き合った彼氏を年下のナースに奪われるんだけど、
略奪女はわかりやすくぶりっ子&腹黒で、若さと可愛さしか武器がないし、拓也も自立したカッコいい女医のめぐみをあっさり捨てて、あんな薄っぺらい上辺の可愛さだけの女に乗り換えるとか、どっちも頭が悪くて一切同情の余地がなくて、ギャフンと言わされた時に心から「ざまあみろ！」と思える！
こういう話を読むと、例えば婚約破棄で訴えるとか、相手の悪評を流して居心地悪くさせるとか、色々な復讐方法があるけど、1番は相手より自分が幸せになることだろうなぁと思う。
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4.0
両片想いの2人がキュンキュンする！
特に奈央ちゃんが、賭けで告白なんてと怒るわけではなく、そんな理由でも一緒にいられて嬉しいといういじらしい態度と、前向きさが素敵！
里村に対して全く見返りを求めていないし、入り口は賭けだったかもしれないけど、だんだん仲良くなったり思わせぶりなこと言われたら普通はもっと欲が出ちゃいそうなのに、キッパリ自分で期限決めてる潔さもある。
実は天然小悪魔系？男を追わせるタイプかも。
もともと氷鉄の女なんて異名をつけられるようになったのも、新入社員時代のトラウマからで、そのことにもすごく共感できるし、本当は普通の可愛らしい女の子だったのに、笑顔を見せられなくなっちゃったんだと思うと、もっと笑顔にしてあげたいと私でも思っちゃう。
里村は正直優柔不断過ぎて、そんないい男に見えないんだけど、奈央には本気っぽいからどうか最後は男を見せてキッチリけじめつけて奈央ちゃんを幸せにしてあげてくれ！
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4.0
茜ちゃんも山田君も最初は良さがわからないけど、だんだん好きになっていく。
茜ちゃんは最初元カレを見返してやりたいという気持ちばかりが先行してて、プライドが高い見栄っ張りな女の子というイメージだったけど、だんだんいい子だってことがわかってきたし、
山田君は暴言吐きまくる冷たい男かと思ったら、言葉が率直過ぎるだけで悪気はないし、ホントは優しい人だってことがわかった。
あんまり簡単に心を開かないからこそ心を開いた茜のことは長く大事にしてくれそうだし、幸せになって欲しい！
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4.0
作者買いです！
でも北川みゆき先生のこういう短編集？的な作品は見たことなかったかも。
北川作品は、とにかく絵がキレイなのと、官能的なのに切ない作風が魅力かなと思ってますが、今作は今のところ(まだ3話までしか読んでないけど)ベッドシーンの描写がない。これは珍しい笑
でもとってもいいストーリー！グッときました。
浮気相手に乗り換えて去っていった元彼に最後どんな復讐をしてやるのか、まさかホントに殺しちゃうの？とか思ったら、まさか「大好き」とは。
よく、みっともない自分を見せたくないがために、痩せ我慢して相手を責めずにあっさり別れる人はいますが、あの「大好き」は心の内をさらけ出したセリフ。しかも、結果的にはそれが1番の復讐になるかもしれないというところが最高！
一言も責められずに最後に大好きと言われた彼は、一生後悔し続けるでしょう。
誰にも責められなかったからこそ、自分で自分を責めて続けてしまうと思う。
それに最後に彩美はこんなにイイ女だったんだということを知らしめられて、心の中には生涯彼女の残像が消えないだろうと思う。
浮気相手の女も、彼の心の中の彩美が消えないことはわかっちゃうだろうし、それを自分のせいだからと殊勝に受け止めるような人間でもないから普通にケンカして普通にうまくいかなくなることは明白。
彩美には幸せになってほしい！
7
4.0
王子に浮気や婚約破棄をされて、その王子よりもっと格上の相手と結ばれてギャフンと言わせたり、本当は浮気相手なんかよりよっぽど手放しちゃいけないイイ女だったってことをわからせて後悔させるというような復讐系のお話はよくあるけど、
この話は最初から王妃になんてなりたくなくて、婚約破棄されたことが嬉しくてしょうがないという一風変わったヒロインの話。
でも確かに、本人の意思も性格も無視して「妃」に相応しい人間でいることだけを求め続けられるというのはかなりしんどそう。
どこぞの皇室でも一般男性となかば駆け落ちのように結婚して皇籍離脱したプリンセスがいましたが、地位やお金の代わりに自由がほとんどない生活というのは、合わない人にとっては本当に地獄だろうなぁなんてことを考えてみたり。。。
そう考えると、トリッキーな設定かと思ってたけど、意外にかなりリアルで共感できるお話かも。
レティちゃんの天真爛漫さが可愛くて、王子もどうやらレティちゃんにめちゃめちゃ一途で溺愛系だし、妃教育を強いて彼女から笑顔を奪ってしまったことを悔いているようなので、幸せになって頂きたい！
0
4.0
溺愛系の男性大好きです！
この耀一郎さんは、無愛想で一見蘭子さんへの想いが見えにくいんだけど、実は大好きで、彼女のためにお店を買い取っちゃうほど。
彼の内に秘めた蘭子への想いが見えてくればくるほど、キュン度が高まってハマります！
元が無愛想だからこそのギャップに萌える。
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4.0
わたなべ志穂先生は、こういう「結婚してるのに両片想い」みたいなもどかしい焦れキュンシチュエーションを作るのが上手い！
そして契約結婚モノのお話が多いのに、なぜこんなにバリエーションを作り出せるのか。
あと、志穂先生のお話のヒーローが本当にカッコいい！！
イケメンだけど冷たくて恐い俺様男が、たった1人の女にだけは振り回されるし、惚れた弱みでめっぽう弱くなるのが堪らないです！！
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4.0
大好きなわたなべ志穂先生の作品！
わたなべ先生は契約結婚もののお話が多くて、これもそのパターンなので、似たような作品になっちゃうのかな？と思ったけど、これはこれでまた違ったテイストで良き！
むしろ同じ「契約結婚」という題材で色々と違う世界観を描けるのがすごい。
それはちゃんと1人1人のキャラクターを魅力的に描けてるからなんだろうなぁと思う。
明花は誰もが羨む財閥の令嬢だけど、それゆえに窮屈で苦しいことも多くて、特に自由に恋愛するという普通の子にとって当たり前のことが当たり前にできない。
恋がしてみたい明花と、そんな明花をホントは一途に想ってる旦那さんの煌。
すでに結婚はしてるのに、2人がどう想いを通わせるのか…続きが気になります。
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4.0
〝住む世界が違う人同士の恋〟という設定はよくあるけれど、こういうパターンは新鮮。
耳の聞こえない雪ちゃんと、世界中飛び回ってる逸臣君。
いろんな国、いろんな文化に触れて世界を広げることがライフワークな逸臣君だけど、物理的に遠い場所に行かなくても、こんな身近に世界を違った見方をしている人がいたんだと気付かされて雪ちゃんに興味を持つ逸臣君。
雪ちゃんも文字通り自分の知らない様々な〝世界〟を知れて楽しそう。
雪ちゃんの障害はそのまま恋の障害にもなっていくのかな？
でもあんまり障害そのものを暗くは描いてないので好感が持てるし、応援したくなる2人。
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4.0
深海魚先生の作品は面白いので、期待して購入！
期待を外すことなく、安定の面白さでした！
しおりんは20代半ばから急にギャルになったり、男に免疫つけるために遊んでもらって傷つこうとか、発想が極端だけど、根がマジメなのが滲み出てるのでなんか可愛い。
冴島もろくでなしの遊び人だけど、しおりんのマジメさや健気さに引っ張られてちょっと本気になってきてるご様子。
東条さんもいい人だから、当て馬的役割は可哀想なんだけど、やっぱりしおりんと冴島にくっついて欲しいなぁ。
願わくば冴島が今後しおりん一筋になってくれれば。くっついても数年経ったら元の遊び人気質が顔を出さないかちょっと心配。
って、何年も先の未来を心配しちゃうぐらいに2人に感情移入しちゃってます！
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偽装カレシに愛されてしまいました