すーれんさんの投稿一覧

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1 - 8件目/全8件
  1. 評価:5.000 5.0

    3人に会いたくて何度も読み返す!

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    主人公は、悲しい『復讐劇物語』の主役の叔母として転生(?)した女性
    筋書き通りならその叔母(母方の妹)も、可愛らしい甥の邪魔者となり物語の中で非業の死を遂げるものの、そうはいかないとばかりに一念発起
    甥の幸せな未来と自身の身を守るために奮闘するというストーリーです

    …が、何が面白いってこの主人公がとにかくツッコミの天才なのです
    媚びず、サバサバしすぎず、美人なのにまったく無頓着
    でも所作は美しく、貴族社会においての違和感もあまりなく、好感しかない!
    常識人で至極全うな庶民感覚を持ち合わせているのですが
    彼女を取り巻く人々がとにかく斜め上の人間ばかり

    ネタバレになりますが甥は甥で、物語のキャラクターとはかけ離れた立ち居振る舞いをしていて、同じく転生(?)だか逆行をしている様子だし、
    ヒーローである叔父(甥の父方の弟)は、えげつないほど高い地位と規格外の感覚を持ったくせ者

    この3人がメインで物語が進むのですが、
    ヒーローと主人公の秀逸なボケツッコミと
    恋愛に発展しそうでなかなか噛み合わないところ
    甥の年不相応な態度に振り回されながら、母親代わりとして時に厳しく時に優しく寄り添う姿が
    何度読んでも笑えて愛しくて時々泣ける

    3人を取り囲む面々も、やはりひと癖ある人物が多く、主人公が脳内ツッコミ満載で展開するストーリーは シリアスな部分も含めて夢中になります

    絵は綺麗だし、ヒーローが無愛想で人付き合いが下手くそなのに
    ここぞという時にとんでもなくかっこいいとこもろ毎度悶絶しています

    まるで親子のような3人のやりとりは、
    ストーリーの大筋を抜きにしても元気をもらえるので何度も読み返したくなります
    もちろんストーリーもしっかりしてます

    今46話まで読んでいますが、
    ようやく甥の地位を固めはじめ
    ヒーローとは距離がだいぶ縮まってきたかな?というところ(私見)
    転生(?)したことをきちんと活かしながら行動し続けている主人公もブレてません

    これからの展開も楽しみです

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    何度も読み返して泣く

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    師匠ことララのもとに預けられた、
    痩せっぽちの孤児アリステア(かわいいアリス)
    とんでもない魔力持ちで制御もままならず、かつひどい虐待を受けてきたため、近づく者はみな傷つける
    でもかつて同じような境遇だったララの
    底なしの愛情で少しずつ成長し、
    いつしか師匠を一人の女性として愛するように
    ただし、ララは年下は眼中になくサラリとかわしている(12くらい離れてる?)

    ある時依頼を受けた先で出くわした凶暴なドラゴンと対峙し、
    傷ついたアリスを守ろうと自らを犠牲にしたララ
    20年の石化を自分に課し、ドラゴンに飲み込まれた

    20年後、、、目覚めたララは周りの素晴らしい環境に驚きつつ
    大人になったアリスと再開し

    何度も何度も読み返すんですが、
    2人でささやかに暮らした数年間、そしてアリスの20年に思いを馳せると
    毎度涙が込み上げてきます

    これだけ愛されるって、現実で考えると狂気だけど、
    細かな感情の揺れ動きが丁寧に描かれていて
    ただただ美しい!
    ララやアリスのセリフひとつひとつも心に沁みていきます

    個人的に原作者の先生と作画の先生、完璧なマッチングだと思えました
    二人が心から愛し合える日が来ることを祈りながら読み続けます!

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    心を鷲掴み、昼夜を忘れさせるストーリー

    表紙の美しさにつられて読み始めました
    よくある死に戻り系だな…と軽い気持ちでスタートしたのに、
    魅力的な構成とキャラクターたちの豊かな感情に心まるごと持っていかれました

    他の愛読者さんのレビューにて、詳しいあらすじはわかると思いますが

    すべての登場人物が、良い人も意地悪な人も愛しく感じます
    主人公も、ヴィンセントも、表現は違えど底抜けに相手を想っている
    すれ違うたびに胸がチクチク痛んで読むのが辛くなるときもありますが、
    ぜひこの不器用な2人と、愛すべき友人たちを一緒に応援してほしいです!

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    かわいいやら笑えるやら

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    神聖力のほぼない聖女アナベルは、家の借金のかたに、愛のなさすぎる結婚を控えていました恋のひとつも知らずに嫁ぐことを可哀想に思った友人から
    『身分関係なく愛の告白ができる』花祭りで、完全なる思い出づくりのためだけに
    その場にいた爆イケスマイル爽やか青年に元気に告白
    スッキリいい思い出として終わったはずだったのに

    後日、その青年から求婚を受ける
    ただし、彼はガッツリ呪いがかかっていて 笑
    呪いを解くためには愛されることが必要らしく…

    とにかく描写がおもしろ素敵すぎるんです
    イケメン次期侯爵・リュカ様の爽やかな笑顔や木漏れ日のようなキラキラ佇まいがとっても美しいのに
    もれなく呪いのモヤがトッピングされているんです 笑

    プロポーズの瞬間も、
    胸キュンセリフ畳みかけのシーンも、
    とにかくいついかなる時も呪いが見え隠れ 笑

    主人公もそこにツッコミを入れながらも、
    持ち前の明るさと謙虚さ優しさで
    リュカを助けるべく愛を育むことに一念発起
    プロポーズを受ける

    その後、本当の呪いの解き方がわかった上での2人の関係や、解呪後のストーリーが続くんですが
    色んなトラブルが起きながらも常にあったかい気持ちで読み進められます

    ストーリーや絵が素敵なことはもちろん、クスッと笑える絶妙な描写力に
    元気をもらえる作品です

    • 5
  5. 評価:5.000 5.0

    知性と強靭な精神力で突き進むヒロイン

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    無料分だけと思って読んでみたものの、一気に引き込まれました
    主人公の気が遠くなるほどの重責、予告された地獄
    婚約者から引き離され、愛のない政略結婚からの離婚宣告、持ち合わせた知性で商売に絡めば周囲から妬まれ、、、

    最近このような貴族もののお話をよく読みますが、華やかなのはドレスと宝石だけ
    政治や権力に翻弄され、利用され、特に女性は完全な『物』扱いですね

    その代名詞ともいえる主人公が、これからどのように闘うのか
    応援?というより勉強?になります

    絵も綺麗
    特に主人公のグレーの瞳
    新鮮だし、感情が瞳だけで上手に描かれていると思いました

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    応援したくなる才女様!

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    噂では妹が聖女、主人公は悪女
    でもその実、とても深い思慮と広い視野で国を支えてきた本当の聖女は主人公
    なのに、妹の拒絶と周囲の空気感で
    僻地の領主に嫁ぐ

    という、安定した設定で入りやすかったです

    貴族としての?領地を守るための?ほぼ全ての業務を主人公がやっているというよくある設定だけど、
    それを『貴族のお遊び』的に批判されて、
    民はともかく親や妹はどこまでのほほんと生きてきたんだろう

    ここに至るまでどうやって生きてきたんだろうと、いつも思います
    主人公だって子供の頃から仕事をしてきたわけじゃないんだから

    政略結婚ということで、お互いに愛情はないスタートですが、
    最初からお互いの良いところを客観的に捉えられる聡明な二人が
    この先どんどん幸せに
    そして領地をますます豊かに
    嫌なことはスパイス程度で進んだら嬉しいなと思い、
    読み続ける予定です!

    頑張れエルザ&レン!

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    女性として必読なのでは、

    女性ならではの生き方から迎えうる可能性のある『死に方』を、丁寧に描かれていると思います
    この柔らかなタッチのおかげで、悲しすぎるそれぞれの死をきちんと見届けられていると思います

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    どんどん惹き込まれます

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    よくみる転生的なお話なのかなと思ったのですが、
    とにかく絵が綺麗だし、主人公も伯爵様も素敵だし、
    未来を変えていくために奔走する主人公をおうしてしまいます
    恋愛、結婚で終わりではなく、一人の女性として生きていく術を身につけようとする主人公に、王道ではありながらやはりハマります

    早く続きが読みたい…

    • 0

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