熊谷ちほさんの投稿一覧

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暴漢に襲われたがことなきを得た明日香は、心配したおかあさんに1日休んではと気遣いを受けるもの、明日香はいつもどおりに気丈に振る舞う。いくら謙司と明日香を会わせたくなたいとはいえ、暴漢に襲わせ京の町でやっていけないようにと指令を出す梨奈は相も変わらず恐ろしい女だ。たが暴漢を康平にもらったかんざして撃退した明日香。伊達が助けに出た事で、梨奈に依頼をうけた組織もさすがの菱和会に睨まれては困ると梨奈の依頼を断る。今後梨奈がどう出てくるか心配だ。伊達は悩みつつも彩香に今回の1件を知らせた。色んな修羅場をくぐり女帝へ登り詰めたは自分と同じ運命を娘の明日香も通り始めたことを案じ心配するが、明日香のことを伊達に託す。

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明日香は梨奈が手を回した男達に拉致されるが、康平からプレゼントされたかんざしで応戦し無事車から脱出し、助けを求めると、よし野で明日香を待っていた伊達に救われる。明日香は動揺するが、よし野のおかあさん、伊達、一緒に寝てくれた雪乃さんねえさんの優しさに触れいつの間にか眠りにつく。しかし、手段を選ばない梨奈の執念には毎回驚かされる。

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彩香は沙也になぜ十三という町を選んで出発したかを話していた。伊達は塚原が権藤を知っていると脅し、港に呼び出そうとしていた。権藤は焦るが、塚原に直接電話をして確かめ様とする。伊達の行方を追っていた大翔組の賢吾は伊達が見つけられず、もしやと思い権藤組を張っていた。どうやら動きが有るようだと賢吾は睨む。彩香は直人と連絡がつくのか。

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直人は権藤が絡んでいることを児島が吐いた事から、下の者に権藤の事務所に連絡を入れさす。彩香は沙也と共に十三の町にいた。十三は彩香がホステスとして歩み出し、直人と出会った思い出の町だった。

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薫は一連の経緯を大阪のホテルにいる彩香に伝え塚原が証人になり得る事を見越して塚原を自分のマンションに足止めしようとしていた。薫の知らせを聞いた彩香は直人がを守る為に直人とどうにか連絡を取ろうと五條烏丸会の篠原会長に連絡を取ってみる。

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大阪に入ったが相変わらず直人とコンタクトを取る方法がわからず、心配だけが募り一睡もできない彩香だったが、そこへミスティーのママ薫から連絡が入る。薫は塚原に抗争のいきさつを聞き出すと、元は薫の嫉妬心から、彩香が新しく従業員を雇い直す為に開店準備をしていた小料理屋の誰も居ない時を狙って店に火を放つことを昔塚原にけしかけた。塚原が日を放ち店を出ようとしたその時、直人が偶然居合わせそこに居た塚原をボコボコにした。幸い店は火がまわる前に鎮火してことなきを得るが、その際直人にコテンパにされた事をずっと恨みに思っていた塚原は後に菱和会の権藤に近づき直人に仕返しをする事となった。今回の一連の抗争は権藤が裏で手をを引き、大翔組は利用されただけだったのだ。放火に一枚かんでいた薫を彩香は責めなかった。彩香のその器の広さに感銘した薫は今は彩香に対して嫉妬心は消え、彩香が銀座で女帝と呼ばれる所以にも賛同し、リスペクトしているのだった。この一連の抗争の火種が自分に有る事を、そして塚原と権藤の企みを伝える為彩香に電話を入れるのであった。やっぱり薫は彩香に恩義を感じていて、塚原と寝て事情を探っていたのだ。

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直人はスケコマシ塚原の事を思い出す。塚原は菱和の反逆分子である権藤とどうやら繋がっているらしい。それをあぶり出す為に、跡目候補だった堀田を殺ったのを吐かせる為に伊達組の組員が児島を拉致し締め上げて真実を得ようとする。この一連の抗争はどうなっていくのか、女帝と呼ばれる彩香はどう関わっていくのかが見どころである。

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セーフティーハウスに潜伏している直人とは相変わらず連絡が着かず、彩香と沙也はとりあえず大阪に宿をとるが、愛する男が心配な沙也と、直人を兄弟のように思い、心配し続ける彩香は一晩中寝付く事が出来ない。塚原に何らかの事情を聞き出した？薫の存在も気になるところだ。

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彩香と沙也は大阪に着きミナミの伊達組に向かうが、伊達組の事務所の入ったビルからは明かりが全て消えていた。直人はセーフティハウスの十三にあるナックに仲間と潜伏していた。賢吾はバイクで大阪に入り直人の行方を追っていた。伊達直人の命を狙うのはヒットマンである大翔の賢吾だけではなかった。同じ菱和会の跡目争いの幹部はこの抗争で大翔組の賢吾に伊達を殺らせ、その伊達を殺った賢吾を消し、一連の抗争を利用して自分達が菱和会を牛耳ろうと企んでいた。銀座の薫の店ミスティーに過去に銀座を追われた塚原が久しぶりに顔を出す。塚原は伊達に恨みをもち続けていた。

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直人のヒットマンとして賢吾が大阪に向かったと知った彩香はお店を皆に託し、賢吾を止め直人を守る為に賢吾の女だと言う沙也と共に新幹線で大阪に向かう。そのころ、この抗争劇を企て混乱に導いた輩は、してやったりと席を共にしていたが、1人の男は自分は実は菱和と繋がっていて、直人が殺られればこっちのものだと白状する。菱和会は跡目問題が内部勃発していて、白状した男は菱和会の人間で直人を苦々しく思っていて、この抗争を利用して直人を殺そうと企んだのだった。白状された側の男は、この事実が知れわたってしまったらと震えあがる。