4.0
希望的な内容
うまくいかなくても、口を利かなくてもずっと暮らしてきたのは、ある意味では堅実、希望を持って信頼関係が続いていたんだと思いました。
うちは、我慢して何とかとこういう状況が続いていたら、夫は部下や私の友だちに愚痴、私の悪口を垂れ流し、被害者づらでその相手と次々と付き合っていました。
夫とは同じ会社で働いていたため、私は周囲に家庭の悩みを話せず、仕事もセーブして育児中心にし、家の中では心ない言動…今思えば鬱状態、それでも受診もせず、黙々と暮しました。
あることで、社内の女性関係が明らかになり、相手の女性に会って確認したら、私の悪妻ぶりを言いふらし、仕事と嘘をついて彼女とデート。休日は家庭の中のことをLINEで実況中継のように逐次報告されていました。
夫がずっと耐える、職場の女性同僚が友人としてアドバイスしてくれた、というのは希望的な話だと思います。
今、私は自由で子どもと笑えるようになりましたが、穴にいたように自分を失っていた長い年数、悪魔と暮らして人間不信を後遺症として、心身のダメージは回復できません。
妻の気持ちの表現はうなづける、自分を振り返るようで、やり直しの効かない自分の経験を重ねてしまいました。悩んでいた自分を少し受け止められました。
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妻が口をきいてくれません