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長いのでまだ途中までしか読めていませんが面白く、映画化されるだけはあるなと思います。主人公が親友との約束を希望に強い希望を持ち、まっしぐらに駆け上がっていく世界の下剋上ストーリーです。
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2597位 ?
長いのでまだ途中までしか読めていませんが面白く、映画化されるだけはあるなと思います。主人公が親友との約束を希望に強い希望を持ち、まっしぐらに駆け上がっていく世界の下剋上ストーリーです。
日本の怪物として最も有名なのが鬼ですが、鬼の中にも良い鬼と悪い鬼がいます。同じ怪物なのに何故良し悪しが存在するのでしょうか。それは、悪鬼とは人間の中にある願い、希望が凶悪化して出来上がったものだからだと思います。
心の底からの切なる希望の為や、大切なものを守りたいという願いの為にはどんなに善人であっても鬼と化し、叶えようとする生き物だからです。作中では鬼の始祖やその配下が鬼と言われ淘汰されていきますが、その戦闘を見ていると中盤辺りから鬼殺隊側も鬼の形相になってきて、まるで良い鬼と悪い鬼の鬼同士の対決を見ている気分になります。たぶん善悪の分かれ道は、たとえ誰の何の為であってもこれから起こそうとしてる行動が誰かにとって非情な内容であるかどうかではないでしょうか。
願いや希望が叶えられず不満ばかりが募るときには幸せの箱の穴を補修し、悲しみとやるせなさに押しつぶされそうなときには目一杯泣いて悲しんで、明日からはしっかり前を向いて動き出す。それを繰り返せば強くなるし、挫けそうになっても周りに支えてくれる仲間たちができるから。
そう教えてくれる作品です。
子供二人で舟を用意して旅に出る!という勇気を出せるのは、読み手にも出来なかったことや出来るかわからない不安なことを打ち破る勇気を引き出させてくれると思う。
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