2.0
イケメンは許される
主人公に暴挙を働いた諸悪の根源の男は結局許される事になる。
王太子の婚約者と家族に全部の責任を擦り付けて、そもそもの発端になったはずの王太子自身は何故か断罪を回避。何食わぬ顔でレギュラーの座をキープという、なんとも拍子抜けな展開。
最初に暴言を浴びせたのも、別の婚約者を選んだのも甘やかしたのも結局は王太子自身だと言うのに、幼い頃の記憶が曖昧だったからと適当な理由付けで許されるのは全く釈然としない。
丁寧に描いたイケメンだから酷い目には合わせられなかったのかな?
イケメン王太子だろうがしっかりと断罪する、って展開だったらスカッとしたのに残念。結局モヤモヤイライラが残るだけだったので一気に萎えてしまって、最後まで読むのは諦め。
- 0
王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います