4.0
よくある転生もの
最近多い転生もののストーリーだと思い読み始めたものの、絵はキレイだしストーリーもしっかりしていて、ハマってしまいました。
たぶん正統派のフォルクハルトではなく、弟のディートリヒと結ばれるだろうとわかっていても、読んでいて引き込まれました。
それぞれの想いと立場で貫く正義は、人としての在り方をも考えさせられます。
悪役は、やはり自分のことしか考えていなくて、だからこそ信用を得られないというのも王道です。
人への思い遣りが、困難を解決する知恵や勇気をもたらすことを教えてくれます。
そして力を持つものは、自分を律して、その力を大義のために使わないといけないということです。
そんなにダラダラと長くないストーリーなので、物語の世界を楽しんでほしいと思います。
-
1









暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました