5.0
油断出来ないディストピア感
「赤ちゃんポスト」はSFの様な設定のディストピアだとは判っているのですが、本当にこういう世の中が実現しそうでかなり恐かったです。
人口が減って行く過程で、こういう事態は避けられないかも知れないので、近い将来何が起こっても動揺せぬよう、心の準備をするのに役立ちました。
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「赤ちゃんポスト」はSFの様な設定のディストピアだとは判っているのですが、本当にこういう世の中が実現しそうでかなり恐かったです。
人口が減って行く過程で、こういう事態は避けられないかも知れないので、近い将来何が起こっても動揺せぬよう、心の準備をするのに役立ちました。
初めて沖田×華先生の漫画を読んだのは、「透明なゆりかご」でした。
それは当然名作なのですが、他の漫画で真面目な作品はないのかと探していた所へ、丁度よく「お別れホスピタル」の連載が開始し、こちらで毎号配信されていて、本当に感謝しています。
病院で看取られる人たちがどんな環境で暮らし、どんな言動を取るのか、とても知りたいと思っていました。
就活ブームと言われて久しいですが、参考になる描写が多くてとても嬉しいです。
更新をいつも楽しみにしています。
イジメを娯楽として楽しむというイケナイ心情が存在します。
ごく普通に暮らしていても、そういう人たちと遭遇するので、どなたにも目撃経験はあると思います。
義務教育課程や高校生活、もしかすると社会に出てからも遭遇するでしょう。
途中まで読んだ所ですが、ブラック企業で働いていた頃にもこういう嫌がらせする輩がいた事を思い出してしまい、少しグロッキーになりました。
残酷描写は勿論充分なのですが、いじめる側の楽しさや嬉しさなど、心の動きも描いて貰えていたら嬉しいと思っています。
嫌がらせやイジメの楽しさにハマりこみ、そこだけで埋もれて幸福になっている人たちの気持ちを客観的に把握出来たら、とても勉強になるので。
文字の書籍が沢山出版されていますが、忙しい時には漫画からの方が情報を吸収しやすいのです。
日本のどんな組織も大抵、官僚主義や事なかれ主義など同じ空気に満たされていて、その中の人たちは骨の髄まで役人根性が染み付いています。
そういう事から鑑みるに、見殺し先生の存在はごく当たり前ですよね。
絵柄が硬派でカッコよく、ストーリーと台詞がクールです。
いわゆるアウトサイダーの話かと思いきや、まるでブラック・ジャックみたいな社会派作品です。
続きが楽しみです。
私はいつも宮崎勤と酒鬼薔薇聖斗が気になって仕方ありません。
この作品でも宮崎勤がリアルに描かれていたので、とても興味深く読みました。
思い返せば、様々な事件がありましたね。
風化させないためにも、こういう作品が必要だと思います。
続編を希望致します。
この作家さんの絵柄でオウム事件の全貌など、長編を読んでみたいです。
このシリーズは読者の方が投稿した内容が原作になっていて…そうすると、全く救われないお子さんが多いという事になりますね。
小生も毒親育ちなので、子供の頃から漠然と考えていたのです。子をもうけるには、資格試験でもして、一定の条件を満たした者だけに許可すればいいのでは?と。
育てる事が出来ないなら、産んではいけないと思います。
知り合いが既に最終話まで読んだ模様で、「森園先生の村崎さんへの想いが素晴らしい」とSNSでよく言っています。
そんな評判を聞いたら、名作漫画に目がない私は興味が湧いてしまいます。
私も村崎さんと近い界隈にいたので、やはり読みたくなってしまいました。
人づてに聞いた話では、村崎さんは普段はいい人で、特に電波が来ている事はないらしい、という事でした。
しかし、同居されていた森園先生の漫画には、その辺りの正解が書いてありました。
また、お二人で一緒にゴミ漁りして、使えるテーブルや服を見つけて喜んでいる描写には、大爆笑致しました。
何と微笑ましいお二人だったのでしょう。
四話まで読みましたが、この先を読むのが楽しみです。
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毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~