さしみ醤油さんの投稿一覧

投稿
11
いいね獲得
61
評価5 82% 9
評価4 9% 1
評価3 9% 1
評価2 0% 0
評価1 0% 0
1 - 10件目/全11件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    真正サバサバママ。基質は娘同様サイコパス

    ネタバレ レビューを表示する

    雑誌女性セブン連載中の本作は、NHKでドラマ化もされた『ワタシってサバサバしてるから』の主人公である網浜奈美のママ、網浜多江が主人公。
    作画ともに、『ワタシって』の原作者とらふぐであることから、公式かつ正統な世界観が継承されている。

    主人公の多江は正真正銘のサバサバ女。行く先々で出会う悩める登場人物の問題を、完全な正論のみでサバサバと解決していく。「そうは言っても」と誰もが足踏みしてしまいそうな場面でも正論ゴリ押し。そして正面突破。おまけにそうしている自分に疑問がない。本気の天然サバサバ女性。

    痛快なストーリー展開もさることながら、あれこれ考えこんでしまいそうなとき、ママの言動を見ていると、実は答えは単純だったことに気づかされることもしばしば。

    さらには、娘の奈美が、実は私利私欲最優先でエゴ剥き出しの自称サバサバ女性であることから、ママがまさに正反対の母娘であることが興味深い。

    とはいえ、母娘ともに周囲の空気や思惑など、一切気にすることがなく、我が道のみを悠然と闊歩する、ある意味でのサイコパス基質であるのは、遺伝によるものか。

    そういえば、『ワタシって』に登場し、奈美が毛嫌いしつつライバル視していた、本田麻衣は真正サバサバ女。ママの多江は、娘奈美から嫌われているとのこと。奈美は本田麻衣の背中にママの影を見ていたのかもしれない。

    これからの多江の活躍も楽しみだが、奈美との母娘関係がどうなるか。それとX(旧twitter)では登場していた旦那さん(奈美のパパ)がどう絡んでくるのも楽しみで目が離せない。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    サバサバ女の小学生時代

    ネタバレ レビューを表示する

    元の作品は、NHKでドラマがシーズン2まで放送中の「ワタシってサバサバしてるから」
    めちゃコミックの人気ランキングでも上位常連の「ワタサバ」主人公の網浜奈美の小学生時代の物語。
    小学生から完全に網浜奈美。どっから切っても網浜奈美。その網浜奈美が小学生の学級でサバサバ炸裂させた結果、事態はなぜか丸く収まってしまうという、本編そのままの展開です。
    子供の頃からブレないことで、大人になっても人生を謳歌している網浜さん。大人になったことをブレたことの免罪符にして、結果生きづらくなってしまう現代の人たち。
    どちらが幸せなのかを考えさせられますね。
    原作と作画も同じ人なので、安心して読めました。

    • 6
  3. 評価:3.000 3.0

    不条理でいいのだ

    何の脈絡もなくスタートするイケメン鬼上司との恋愛物語。誘う側も誘われる側もそうなる必然性は一切なし。
    たが、そういうものだと割り切って読めば、それなりに楽しめます。絵が魅力的ですね。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    縁切りによる幸せのかたちとは

    ネタバレ レビューを表示する

    縁が結ばれることで幸せになることもあれば、その縁によって不幸になることもある。
    だからこそ、その縁を切りたい人たちが集う絶縁神社。

    縁を切ることで幸せになりたい。そんな人たちの願いを叶えるため、絶縁神社の巫女エマは黒い絵馬に願をかける。
    絶縁神社の威力は絶対。ただし、どのように縁が切られるのか、その結果は神のみぞ知る。

    それぞれの世界で必死で生きる各話の登場人物たちが、業と欲に翻弄されながら、切りたい縁を切るものの、その結果は果たして本当に幸せといえるのか、を深く考えさせられる、オムニバス形式のダークファンタジー。

    あなたの切りたい縁は何ですか?

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    絵は綺麗で読みやすいです

    夫の不倫を疑う妻。真相を掴もうと動き出すまでは良いものの、本編とは無関係な脱線話しと、煮えきらない夫の態度、辟易させられます。
    絵は綺麗で読みやすく、粗いストーリーを補ってあまりあります。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    丁寧な心理描写

    作家がいかに登場人物達の気持ちを丁寧に描こうとしているかが伝わってきます。それだけに、登場人物達がどのような成長を遂げていくのかを、見届けたかったという思いが強まるばかりです。とても残念でなりません。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    大人の女と少女の恋の狭間を行ったり来たり

    ネタバレ レビューを表示する

    不倫クズ夫との未来に悲観した主人公。唯一の心の支えだった初恋の人の訃報まで聞き、いよいよ絶望も極まるところに、聴いたことのある曲が。
    それは、初恋のあの人が歌ってくれた、二人のためのオリジナルソング。
    街頭ビジョンの中でその曲を歌うのは、初恋の人と瓜二つの若い男性。え? 彼は亡くなったのでは?
    でも年齢を考えれば別人であることは明白。

    運命に導かれるように、急接近する二人。愛は年齢や立場を乗り越えることができるのか。そしてクズ夫との関係はどうなるのか。

    大人の恋の世界を堪能しながらも、少女マンガのような純粋な気持ちにさせられる作品です。今後の展開をドキドキ、そしてキュンキュンしながら楽しみにしています。

    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    あるべき家族の形とは

    ネタバレ レビューを表示する

    家族とはいえ、他人であって自分ではない。
    自分が思い描くあるべき家族の形に執着しても、それを他の家族も望んでいるかといえば、そうでないこともある。
    結果、望まない家族の形を押し付けられる側には、不信感と不満が蓄積していく。まさに「家族ガチャ」に外れたと感じる。
    一方、押し付ける側も、それを受け入れてもらえないことで「家族ガチャ」に外れたと感じる。
    逆説的に考えれば、押し付けず、相手の心に寄り添い、寛容に歩み寄ろうとするこで、「家族ガチャの当たり」は作り出せるということかもしれない。
    ホストやパパ活など、物語冒頭は流行のテーマに便乗したような展開ではありつつ、読み進めていくとわかる、主人公とその家族の心の動きは、現代のあるべき家族の形とは何か、と読者に問いかけいるようにも思える。
    親として、夫として妻として、そして子としても、それぞれの立場から考えながら楽しめる作品として、続きの展開への期待大。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    悪いのは他人。清々しいほどの他責女登場。

    ネタバレ レビューを表示する

    自分の気分が悪いのも、自分が仕事で失敗するのも、すべては他人が悪い。だってワタシは悪くないのだから。
    結果、周囲が迷惑を被っても、知らん顔。だってワタシは悪くないのだから。

    無理矢理な自分擁護で他人に責任を押し付けながら、我が道を行く主人公には、原作者の他作品「ワタシってサバサバしてるから」の主人公と同様に、憎らしくもありつつ清々しさすら感じます。

    行く先々で敵をつくりながら、彼女がそれをどう乗り越えていくのか、それとも転落していくのか、今後の展開に期待が膨らむ作品です。

    ややもすると重く説教臭くなりがちなテーマを、主人公以外のキャラクターが人格者だったり、ストーリーがコメディタッチだったりと、楽しく読ませる構成とする手法はこの原作者ならでは。さすがの名人芸の域に達しているのではないでしょうか。

    • 16

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています