4.0
壮大な人間ドラマ
学生時代に単行本全巻持ってました。
学生の時に読破して、成人してからもまた読み返して内容やセリフを覚えてしまうくらい繰り返し読みました。一番印象的なのは、ナッキーの母親がマールの死後ナッキーをマールと思いこんでしまった事態を収拾する為に、沖田くんがナッキーの父親に直談判に行った場面です。その場面での沖田くんとナッキーの父親とのやり取りを一語一句違わず覚えています。今回の教師編を読んでみて、やっぱり沖田くんには生きていて欲しかったなぁと改めて思いました。
岩崎くんが、ナッキーを一途に思って自分も体育教師になってナッキーと共に生きようと奮闘する気持ちは伝わりますが存在が薄い。
やっぱり沖田くんと比べてしまうのですね‼️
大人の男として、ナッキーが身心ともに委ねて本音で甘えられる人は、沖田くんだけなのではないかと感じて仕方がないのです。
数十年経って続編としてこの教師編がでたという事が何より物語っていますよね。
さてナッキーの運命や如何に?ということで楽しみに読ませてもらってます。
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生徒諸君! 教師編