5.0
葬送のフリーレンというタイトルの意味が最初はわからなかった。魔王を倒した旅の仲間との繋がりが、何十年も経ってなお、フリーレンの長い人生に色褪せることなく続いている。勇者ヒンメルや僧侶ハイターが亡くなって淋しいのだけれど、フリーレンの辿る道にはいつでも昔の仲間との鮮やかな思い出があって、その淋しさを感じることなく読み進めていけるからか、心穏やかにストーリーに入っていけた。時を超えて昔を今に絡めて丁寧にストーリーが描かれていると感じた。
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葬送のフリーレン