5.0
ハウス名作劇場みたい
ハウス名作みたいなテイストの異世界転生もの。
ものつくりの工夫が描かれていておもしろい。
まあ、異世界なので現代ではあまり通用しないけど。
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6094位 ?
ハウス名作みたいなテイストの異世界転生もの。
ものつくりの工夫が描かれていておもしろい。
まあ、異世界なので現代ではあまり通用しないけど。
よくあるありふれた異世界転生チートものなのですが、主人公があるハンデを抱えているせいでまったくチート感がないのが斬新です。
いつも自分を傷つけて、不安定で、誰かに依存してる女の子。そんな友達、私もいたことある。
その子は叔父さんにやられてた。
なんか、思い出したら苦しくなった。
いまより女性が不自由だった頃のお話だと思って読んでましたが、おどろいたことに、その不自由さはいまもほとんど変わっていません。
女性がかかえる重苦しさ、日々、すり減っていくかんじ。
そういうのを作品として昇華している、すごくささるかんじ。
親友を失ったという喪失感を受け入れられない主人公の、ヒステリックなまでの行動力に、不思議とリアリティーを感じる。
当日、すごく好きだった漫画。
いま読むと時代を感じますねー。
でも、やっぱりおもしろい!!
田村先生の作品にハズレなしです。
思春期男子のバレエに対する、ちょっぴり恥ずかしくて友達に習ってるとは言えない感じとか、なんかこういうのを丹念に描いてるのとかいいなぁと思いました。
ほっこり、こころがあたたかくなる優しいお話しです。
カロリさんのおだやかで控えめな人柄、きっとみんな好きになると思います。
自分の気持ちのなかの納得のいかない憤りというのは、お金で解決するものではないことが多いので、何かひどい仕打ちを受けても、訴えることにはどうしても消極的になる。
だから面白半分で人を傷つける火とが減らないんだなぁと思うと、やるせない。
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本好きの下剋上 第一部