5.0
こ、子をもうける・・・!!
前作と似てるというレビューが散見しましたが(あんなに有名なのに何故か未読で)思いっきり堪能できました!
寧々さんはもとより控えめそうな性格のお嬢様なのに下女扱いされていたら自尊心も削ぎ取られてしまいますよね。「女としての価値などないと思ってきた」って切り返しが咄嗟に出てくるのに泣けました・・・
明治大正期ではこういったタイプがおもしれー女なのか、歴史に造詣が浅く分かりませんが、涙ぐましいほど妹想いで良く気がつく自己犠牲が少々過ぎる女性です。
そんな寧々さんからあなたと子供を作らないといけない・・・なんて言われたら、確かにおもしれー女ですね!
鮫島さんは女性が質屋にいるからお金に困ってると思ったのかな?突然仕事を振る所はぶっ飛んでる気がしましたが、寧々さんの自己肯定感を高めてくれる存在!
これからどのように寧々さんを慈しんでくれるのか期待しています。
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寧々の結婚~望まれぬ花嫁は幸せを願う~