5.0
心が洗われてゆく…
坂本さんを他人事のように読みはじめ、読み終わる頃には自分も会社の同僚のような親近感が(笑
誰にでも出会うことのある、人生の岐路について描かれていて、すっきりと要点がまとまっており大変参考になる内容でした。
特に坂本さんのように、自分を犠牲にできる選択肢を持ちやすい人にはクリーンヒットするのでは。
過去私にも、同じ選択肢があり親のためにと考えた道がありましたが、住職のように同じことを言ってくれた親戚のおばさんがいました。
10代の自分にとって家族や親は全てだったので、自分の道を歩くことに罪悪感さえある時でした。そんな中まさに言われたことが、親のためにというのは優しさによるものだと思うけど、親はそんなことで自分を犠牲にしてほしいとは思っていない。それはあくまで選択肢の一つでしかないのだから、やりたいことがあるのならまずは自分のやりたいことを今は優先したっていい。それは誰にも邪魔する権利はないんだからねと。背中を押されたことを思い出しました。
とはいえ、随分と最後はトントン拍子の展開でしたね坂本さん😁もっともっと読みたいです。
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ハリのある人生