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人間模様漫画なのかグルメ漫画なのか恋愛漫画なのか、ひとつの作品で色々な要素が味わえて私にとって盛りだくさんで読み応えのある作品です。
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10555位 ?
人間模様漫画なのかグルメ漫画なのか恋愛漫画なのか、ひとつの作品で色々な要素が味わえて私にとって盛りだくさんで読み応えのある作品です。
記憶喪失がはたして真実か演技なのかを悩みぬき、ひっばりまくるのが本作のテーマなんでしょうかね。それはそれで読んでいて面白いですが。
前作の「斉藤さん」もスキッとしたり考えさせられたりと奥深い作品だったですが、本作も子供の成長に伴った色々な問題に真っ向から立ち向かっていく斉藤さんの生き様に共感をおぼえます。
奥が深い作品だと思います。不倫した双方をぱぱっと成敗するだけと思いきや、会社内の深い闇の部分まで掘り下げていくあたりは、よんでいてドキドキします。
絵は綺麗で恋愛ものの作品としては読みやすいのですが、ストーリーの設定と展開はいただけません。精神科の医師を志した人間はそれなりの研鑽をうけており、転移をおこさせるなどあってはならない事です。精神科の医師をバカにしています。
ストーリーの基本自体はピュアな高校生のラブストーリーなんだけれど、絵が大人コミック調でかつ展開がはちゃめちゃなんです。このギャップがなんとも言えない魅力のある作品です。
ある意味ヒーローものなんですが、主人公がガツガツしていなく、しれっとしているのが、心地よく読み進めます。
神様達のキャラがユニークで、いいコントラストを醸し出してます。
設定はよくあるパターンなので期待はせずに読んでみましたか、展開は目新しく、いい意味で期待はずれでした。
絵も丁寧で読みやすかったです。
「隣の席の五十嵐くん」や「君に届け」と同様にこの作品もキラキラ男子と地味な女子のラブストーリーはほのぼのしますね。女子の葛藤が面倒くさくと思う時もありますが、ハッピーエンドがそれを打ち消してくれます。
これは名作だと思います。なんともいえないほのぼの感と時にははたと考えさせられたりと感情を動かせられます。続きが楽しみです。
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日日(にちにち)べんとう