ウォーターリリーさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全18件
  1. 評価:5.000 5.0

    『外道』から凛々しく強く美しい王女へ

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    以前から気になっていた作品で、まずテレビアニメの配信サイトを視聴しました。漫画は今のところ無料分12話と続きをぽちぽち購入して読んでいます。

    乙女ゲームのラスボス女王プライドに転生してしまった主人公。
    このプライド、『最強外道』と銘打たれている通りずば抜けた能力を持ちながらも無慈悲で残酷で最悪な独裁者。ゲームの攻略対象者達に対する仕打ちはあまりに酷く気分が悪くなるほど。
    8歳のプライドが、ここがゲームの世界だと気付いてから最低最悪女王になる未来を変えるべく奮闘し始めます。

    悪役転生ものって本当に多々ありますよね。
    大抵の場合、主人公は自分のバッドエンド回避の為に立ち回るのが当たり前。
    でも家族や国民の為に考え行動し、それでも近い将来自分が道を踏み外してしまったらその命で償う覚悟を持った凛々しいプライドの姿に感動すら覚えます。

    そんなプライドは攻略対象者達のみならず騎士団員達や本来ヒロインであるはずの実妹からも(こちらは変な意味ではなく)慕われまくって逆ハー状態。
    体力・頭脳共に優秀だけど感情面には疎いご本人だけは気付いてないってのが少々乙女漫画チックかな。

    小説の方はかなり長くまだほんの途中までしか読み進められていませんが、外国絡みの陰謀もあるようだし、想いを寄せられる攻略対象者達との仲や断罪劇の有無等々、果たしてどうなるのか。
    ゆっくり楽しませてもらおうと思います。
    アニメ・漫画・小説とも時に泣き、笑い、三者三様に良作だと思います。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    キレイ、可愛い、面白い!

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    他のサイトで読んでいました。
    小説の登場人物イザベルに転生した元日本人女性。
    主人公である継子を虐待する悪役継母の役割のはずが、継子ノアの愛らしさにズキューンされてひたすらノアを可愛がるようになります。
    前世の知識を活かしてノアの為に知育玩具や食器を開発し、それが意図せず商売として広がっていきます。
    ノアに愛情を傾ける事もせず、イザベルにも関心がなかった夫の公爵も明るくて才気煥発なイザベルに興味を持ち始め…

    とにかくお話に絵がぴったりで、ノアが可愛くて可愛くて。
    実際に継子だったとしても可愛がらずにはいられないでしょ。
    そしてダンナの無関心からの溺愛モード。大好物です。
    ほのぼのだけでなく影を潜める陰謀もあるようで読み応えも充分です。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    ありがちだけど、それだけじゃない感。

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    ヒロインは交通事故で亡くなり小説の中の悪徳令嬢アリシアにに転生。
    アリシアは主人公である隣国王太子に横恋慕し、小説ヒロインの王女の命を狙って最後は処刑される…
    というのが小説のストーリー。
    始まり方は既視感たっぷり。

    男主人公の相手役が実は悪女ってパターンが多い中、男主人公が一方的にアリシアに惚れて、バッドエンド回避の為逃げ回るアリシアへの逆恨みから罪をでっち上げるっていうのはちょっと新鮮かも。

    処刑寸前に突然求婚してきた騎士団長フリーデリックの好意を信じられず、辺境での束の間の平穏な日々に心癒されるながらも1か月後に命を断つ決意を秘めたアリシアが不憫で…
    それでもこの後、前世の看護師の職を生かした活躍をしてくれそうだし、隣国のクズ王太子に嫁ぐ王女の今後と、不器用口下手なフリーデリックの片想いの行方も気になります。
    絵が美しいのもポイント大。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    待ってました!

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    私も他社の広告で気になり、無料分だけ読んでいました。めちゃコミで読めるようになってありがたいです。
    ヒロインは伯爵令嬢のニコル。
    婚約者で侯爵家嫡男のケイオスは幼馴染のキャロライン王女に常に付き従っていてニコルのことは放置気味。
    行商の市に1人で出かけたことをきっかけにニコルはおひとり様の楽しみに目覚めていきます。
    ケイオス?はい、どうぞご自由になさってとばかりのニコルの態度に遅ればせながら自分の非を悟り、慌てふためくケイオス。
    ざまあみろと思うのは悪役令嬢もの好きだからかな。
    ケイオスは本音はニコルのことが好きなのに、とにかく不器用すぎ。
    いかにも王族然としたキャロライン王女も意外とポンコツで、同じ生徒会仲間とのやり取りには笑えます。
    学友達の勘違いも錯綜してますます絡れ、さてさてケイオスはニコルの心を取り戻すことが出来るのか。
    14話まで読ませていただきましたが続きも楽しみです。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    とにかく可愛い、可愛すぎる!

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    仲間の勇者パーティにころされた聖女は魔王の眷属として生まれ変わる。なのに魔王のうっかりミスでちっちゃなひよこ姿。名前もズバリ『ヒヨコ』。
    ぴぴぴぴ鳴きながら動き回る姿はひたすらきゅんきゅんだし、見守る魔王様は(一見)若くて好青年でとてもじゃないけど恐れられる魔王には見えない。
    お城の魔族達も穏やかで優しく、魔族=悪とは思えない。
    人間側はまだ勇者パーティがちらっと出ただけだけど、聖女を手にかけるような奴らだし、こっちの方がよほど悪者っぽい。
    何故聖女が勇者達に裏切られる羽目になったのかは謎だけど、このかわゆい元気ヒヨコの活躍とパパ魔王から目が離せない。

    • 3
  6. 評価:5.000 5.0

    やじきた×異世界=そりゃ面白いでしょ

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    「やじきた」の文字を見て、懐かしーい久しぶりにちょっと読んでみよと思ったら、えっ何これ?
    よくよく見たら「異世界」道中記でした。
    おおっとー。なんとやじきたを異世界編で読めるとは。

    やじきたコンビとの再会を待ちわびていた雪也、貴子、小鉄の3人は突然現れた魔法陣で異世界に召喚されてしまい、それぞれ勇者、聖女、賢者として国の為に魔王を倒して欲しいと懇願されます。

    一方、別の国にやはり召喚されたやじきたコンビ。
    ステータスではやじさんが魔王、キタさんがストッパー(やじさん専用?)。
    膨大なな魔力と相変わらずの力技、見ていて楽しくないわけがない!冒険者なんてぴったりすぎる。

    勇者と魔王、雪也達がやじさん達を倒さなきゃいけないのか、まだまだ謎があるようです。
    やじきたコンビの強さにわくわくしながらも笑えるシーンも満載でこの先も期待大。
    早く続きが読みたいです。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    当たりです!

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    アンソロジーは読みやすくて手軽に楽しめるのがいいですよね。
    面白くて全話読んでしまいました。
    以下、さらっとネタバレさせていただいてます。

    〈1〜3話〉
    5歳になると何某かの『加護』が与えられる世界。
    『暗殺』の加護を与えられた侯爵令嬢ミレーヌは家族にさえも疎まれているが、その立場ゆえに命を狙われている王太子ロイクに見込まれ契約上の婚約者になります。
    悪意を察知するミレーヌ(腕も良い)と実際に手を下すロイクの2人が息ぴったりで微笑ましい(物騒だけど)。
    画はこのお話が一番好み。

    〈4〜5話〉
    乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことに気付いた伯爵令嬢のエマ。
    攻略キャラである王太子と結ばれる妹を妬み、命を狙った挙句断罪される…というストーリーを回避する為、魔力の高い孤児レイフを護衛とするべく引き取る。
    8才差の年下男子の執着愛がちょっと怖くもあります。

    〈6〜7話〉
    公爵令嬢アレクシアは、王太子から聖女を虐めていると有らぬ因縁をつけられて婚約破棄を宣言され悪役令嬢の誹りを受けます。
    が、『悪役令嬢』こそ自分の役割なのだと俄然張り切るアレクシアの活躍が爽快でスカッとするし、アホでちゃらんぽらんな王太子があらら〜な羽目に陥るのも面白い。
    聖女はまだしも、ヒーロー役の執事リュクの秘密におぉ・・
    特にスッキリと笑いを味わいたい方にはこれオススメ。

    〈8〜9話〉
    家系的に竜を打ち倒せる拳を持つ男爵令嬢レマニュエルは、パーティで婚約者である伯爵家の三男カンドーの面目を潰したとして婚約を破棄されます。
    自分の力が異常なのかと落ち込み、自信を無くしたレマニュエルを執事ミエーレが励まします。
    竜退治の拳は伊達じゃない!可愛いのに格好いいレマニュエル。ミエーレも隠れ超イケメンです。

    〈10〜11話〉
    伯爵令嬢ターニャは婚約者である侯爵令息ユスの恋人モーラを虐めたと言いがかりをつけられ、「ガリ勉ブサイクびん底メガネ」と罵られて婚約破棄を言い渡されます。
    そんなターニャに伯爵家顧問のナイゼルはターニャ自身にも非があることを気付かせた上で、ユスとモーラに対するリベンジを持ちかけます。
    このお話も気持ちよくざまぁしてみせてくれますが、残念ながら画が今ひとつ。


    やっぱり悪役令嬢ものは良いわ。
    満足です。

    • 11
  8. 評価:5.000 5.0

    短めのわりに読み応えあり

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    伯爵家の長女メイリンは、聖女である義妹ユーミアや家族、使用人に暴力を振るい虐げていたとして、王太子でユーミアの婚約者でもあるカイゼンに断罪され国外追放されてしまいます。
    隣国クロッカス王国の教会で助けられ、聖女の力が発現したメイリンは国の浄化に力を尽くし、そんな彼女に惚れ込んだ王太子ジュードから結婚を申し込まれます。
    2年後、瘴気に晒され魔物が跋扈する自国の浄化に力を貸して欲しいとカイゼンがクロッカス王国を訪れます。
    ジュードは腹を立てますが、メイリンはカイゼンに5つの質問を出し、1つ正解する毎に1都市を浄化するという条件を出します。

    復讐を企んでいるわけではなく、ジュードの為に身の潔白を証明しようとする心美しいメイリンだから女神様もやっちまいなと思われたんでしょう。
    全てが明らかになってすっとします。

    少し駆け足っぽかったり実の父親の振る舞いに疑問点が残ったりもしますが、4話と短いわりには良く練られたお話だと思います。満足です。

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    とうとう手を出してしまった…

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    漫画の無料お試し読みでこれは自分好み!と思ったものの長編ゆえにお金がかかる・・
    アニメ化もされ、またこれがめっちゃ良作でやはり原作を読みたいと課金の罠に飛び込んでしまいました。

    生まれ育った花街から攫われて後宮の下女に売られた薬屋の猫猫。
    無愛想で薬オタク、面倒くさがりながらも好奇心は意外と強い。
    そんな彼女をある事件をきっかけに見出す高級官吏で宦官の壬氏。
    そこから2人がタッグを組むというか、壬氏の押しに負けて猫猫が後宮での様々な事件に取り組む羽目に。

    周りの人間全てを骨抜きにさせる様な壬氏の美貌は猫猫には全く通用せず、汚いものを見るような眼差しを向けられてうっとりしてる姿はかなり残念な人。
    後宮の人々や花街の妓女達等、個性的な登場人物が多いのも読み応えがありますし、謎に包まれた壬氏の身の上もじわじわと明かされて行くようで楽しみです。

    小説はまだ読みかけで先が長く、謎解きもだけど不可思議な猫猫と壬氏の関係がどうなっていくのかが気になってたまりません。
    最後まで読んじゃうよ、絶対。

    • 2
  10. 評価:5.000 5.0

    1巻目◎、2巻目はちょっと心して読むべし

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    7歳の夏に身体を入れ替えられ、10年間他の身体で奴れいの様に働かされていた伯爵令嬢セイディ。
    婚約者のルーファスから婚約破棄を告げられている最中に突然元の身体に戻ってしまいます。

    乗っ取られていた間の偽セイディは稀代の悪女と呼ばれる悪評高い嫌われ者で、侯爵家嫡男のルーファスはセイディをずっと愛しているものの、家の為気持ちを押し殺して公の場で婚約を解消したのでした。

    身体を乗っ取られていたことを信じてくれているのは両親や一部の使用人のみ。
    周囲からは相変わらず冷たい目を向けられながらも、失った時間を取り戻すべく勉強やマナーの習得に励みつつ、同じく被害者で同時期に元に戻ったジェラルドやニールと共に残された仲間達を助けようと奮闘します。

    そんなセイディに元婚約者のルーファスが故意に偶然に絡んでしまうのですが、とにかくルーファスがセイディを好き過ぎるんです。

    婚約破棄した晩にはべそべそと酔い潰れる。ドレス姿が可愛いと柱に頭を打ちつける。冷たい態度を取ってしまい、嫌われた終わったと嘆く。

    セイディに関しては不器用すぎてヘタレなルーファスですが、いざと言う時は騎士団長の面目躍如。
    「必ず助ける」と頼もしい有言実行さです。
    そしてついに真実を知ったルーファスは滅茶苦茶後悔します。
    ルーファスも偽セイディに傷付けられた被害者ではあるんですが、心情的にはちょっと溜飲が下がりました。

    1巻目は何度も読み返すほど面白いです。
    最初はムカついたルーファスもだんだん可愛くいじらしく思えて来ます。こちらは⭐︎5つ。
    でも2巻目はかなりキツかった。
    セイディが悲惨な目に遭いすぎて読んでいてしんどいし、ラスボス女の企みとジェラルドのセイディへの執着が怖すぎて。
    ラストは弱冠切なさも覚えますが、ハッピーエンドで上手くまとまっています。
    でも中途のキツさでこちらは⭐︎マイナス1かな。

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