私も一人目の息子が知的障がいと自閉的傾向だったから、次の子は産まなかった。次の子に障がいのある子を託すなんてことはとてもできない、その子の人生に上の子を背負わせてはいけないと思い、産みませんでした。小泉さんは安心して亡くなって逝ったのね。米山先生、今までにお姉さんのことで嫌なこともあっただろうけど、お姉さんは直ちゃんが可愛くてしょうがなかったのよね。私の息子は一戸建ての家くらいの大きさの建物の施設にデイサービスに行っていますが、大きな施設より居心地がいいようです。息子専用の部屋にソファベッドを置いてもらって、のんびり過ごしてくるようで、大きな施設より合っているようです。夫は体が丈夫なので、まぁ、私が先に逝っても大丈夫なんじゃないかな?五年前に亡くなった私の母が、「Y君はあなたに大事にしてもらって幸せね」とか、息子が昼寝をしているのを見て、「気持ち良さそうに寝てる」とか言っていたのを支えに、今日も息子が好きな食べ物を用意して、夕方に帰って来るのを待ってます。私の兄は母や父の介護を私にさせたくて、「Yを施設に入れろ!」と言っていましたが、母と父は「Yちゃんはあなたの側が一番いいのよ」と言ってくれました。幸い、父も母もそんなに介護も必要でなく、逝ってくれたのは、私とYのためだったのかしら?と思うことがありますが、きっと今はYの側にいるのでしょう。もう少し私たちが年をとれば施設に入所する日が来るのでしょうが、それまでは穏やかな3人暮らしをできるだけ長く送って行きたいなーと思う毎日です。できるなら、死ぬ時は三人一緒がいいのですが、そんなことはできないですものね。
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お別れホスピタル
146話
カルテ78 米山真奈美さん -2