16歳までは見世に出してはいけないという掟があるとは。
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16歳までは見世に出してはいけないという掟があるとは。
14歳で、しかも1日で激変した生活を受け入れるのは酷だと思いますが、応援したくなります。
身売りが当たり前に行われていた時代があったのは知っていたが、全国各地に遊郭があったというのは知らなかった。
かなり無鉄砲な主人公で、現実的ではない行動をしているが、読者にとって分かりやすいストーリー。
この手の虐待ほど分かりにくいものはない。車椅子生活をさせられた娘が母を殺して走って逃げた事件を思い出す。
いい母を演じるために子どもを病人に仕立てる虐待は表面化しにくい。このパターンも取り上げるのかと、ドキドキします。
幼馴染を虐待で失った辛さを抱えて、被虐待児を救いたいという使命感と、それを阻むさまざまなことをはねのける強さを持った主人公を応援したい。
重い内容の話になりがちだが、ほんの少しユーモアを交え、読者が落ち込まないようにしている配慮がいい。
毎日のように報道される虐待事件。それは氷山の一角であって、日々虐待事件が多発している。児相の対応に問題があるなど指摘があるが全てがそうではないと思いたい。そんなお話が始まる予感がする。
読者も理人の想いは気づいていたが、明確になりました。この後の展開と、邪魔者出現?にドキドキです。
声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~
003話
第1話 「女の競り市」(3)