5.0
絶望を晴らす逆転勝利の物語
自分がどんなに気をつけていても、他人から酷い仕打ちを受けることもある。とてもじゃないが、納得できない他人の悪意に打ちひしがれることもある。
そんな泣き寝入りを解消してくれる「演じ屋」の工作には「そうであってほしい」という人間の願いを叶えてくれる、スカッと感を満喫できると思う。
ドラマ化されたら面白いだろうと思う作品。
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18450位 ?
自分がどんなに気をつけていても、他人から酷い仕打ちを受けることもある。とてもじゃないが、納得できない他人の悪意に打ちひしがれることもある。
そんな泣き寝入りを解消してくれる「演じ屋」の工作には「そうであってほしい」という人間の願いを叶えてくれる、スカッと感を満喫できると思う。
ドラマ化されたら面白いだろうと思う作品。
誰にでも愛される。そして女友達多数、モテるふるゆわキャピっな若いOL主人公が、田中さんに自分が求めているものを見出し、追いかけるストーリー。
誰もが想像する理想の女の子の主人公だが、実際の人間が持つ悩みを、主人公と田中さんで余すこなく表現してくれているので、内面の問題解消していく流れを読むと、自然と読者のセルフイメージを上げてくれるはず。
物語を読み進めていくと確かにその通りだが、タイトルで損をしている感じが半端ないので、編集者はキャッチコピーをもう少し考えてもいいと思う。
作品に愛があるので、生意気でごめんなさい。
智慧の神と祀られるだけあり、主人公の菅原道真公の天才的な才能を、遺憾なく発揮せざるをえない流れ。
穏便に過ごしたい主人公の気持ちとは裏腹に、もう一人の主人公である権力者の藤原が、若き道真を表舞台に引っ張り出す様は半端ない爽快感を味わえる。
道真の最後は誰もが知るところなので、どんなラストになるのか気になるところ。願わくば物語をずっと続けてほしい。
現時点では未完なので、読了後は犬がお預けをくらったような感覚になるだろう。
才能を条件で押さえつけられているもどかしい序盤から、同じ天才バイオリニストの出現などにより、一気に開花する快感が読み手に伝わる。物語の黄金律を見事に表現されている少年漫画の王道。主人公が成長していく物語は、何度読んでも飽きがこない。
珍しく他者のレビューから購入した作品。望まぬ未来を変えられるのかどうか?すんでのところで繰り返される切ない結果を覆せるのか?完結しているのでぜひ読んでみてほしい。
BLを知らなくても楽しめ、BLの知識がある人なら、吹き出してしまうかも。
BLの暗黙のルールを例えば、真面目な脳科学的な視点で主人公男性が、常に読者に解説しているような感じ。
ノーマルな男性の自然な感覚と、BLとのギャップ、不自然さや主人公が感じるBLの不気味さの表現、ツッコミがいいね!
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演じ屋 ~逆転のシナリオお売りします~