4.0
評価を上げたい一心で
割と私はこの作品が好きなのですが、評価が低めで驚きました。低い評価のレビューを読むと、イライラするとか、暗いとか……
そうです。この作品は終始暗いです。
でもそれがこの作品の良さです。確かに主人公も諦観が強いわりに本音は愛が欲しいから、ハキハキ物が言えて愛された素敵な家庭で育った明るい人にはイライラされると思います。
でも、これはそういう作品です。
その点のみでこれだけ評価が下げられるのは納得いかず、書き込んでます(笑)
凄く繊細にACである主人公の内心と(ACが何か知らない人にはそもそもオススメしません。読んでも理解出来ないので読まない方がいいと思います)、【運命】という「物語としての強制力のようなもの」「そのきらびやかな運命の輪の中に決して入れない人間が存在すること」そして様々な形の人間の愛憎を描いていて、作者さんは苦しくても心を絞るように最後の一滴まで出しきったのではないかと思わされる作品だと思いました。
★を4にしたのは、確かにソレイルを妹に早めに譲り、2人や両親とは完全に線引して、主人公自身の為に生きると割り切っても良いのではないかと思う瞬間も多々あったからですが、でもまあ、実際親はソレイルを妹に譲る事を許してくれたかわからんし、実際家を出て悲惨な目にも遭ってるし、現実ではそう簡単にいくわけではないよなとも思います。
この作品は暗いです。主人公も暗いです。
でもこの作品それが良いところだと思います。
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婚約者は、私の妹に恋をする