5.0
一気に完読。
広告が流れてきて、気になって続きを読み始めました。作品紹介に「手塚治虫文化賞」受賞作家、とあったけれど、まさに手塚治虫の世界。時間が無限にあれば何でもできるのに、死にたくない、と言いつつも無限の命を手に入れることを拒んだミラ。利他と自利は比例するのか反比例するのか、それとも共存するのか、パイとマッキの母親の愛情と感情と言動が実はいちばん人間臭かったように感じる。ところどころとても深いセリフがあります。何度も読み返したし、これからも何度も読み返すだろうな。読んで良かったと思えた作品です。
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銀河の死なない子供たちへ