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色々な家庭環境があり、小さな子どもがいても夜に働きに出なければいけない親は少なからず現実にもいると思います。経済状況が厳しかったり、パートナーとの関係が上手くいかなかったりする影響でネグレクトや児童虐待に繋がってしまうという悲しい事例がある現代では、このような夜間保育園といった施設の重要性が分かりますね。
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色々な家庭環境があり、小さな子どもがいても夜に働きに出なければいけない親は少なからず現実にもいると思います。経済状況が厳しかったり、パートナーとの関係が上手くいかなかったりする影響でネグレクトや児童虐待に繋がってしまうという悲しい事例がある現代では、このような夜間保育園といった施設の重要性が分かりますね。
作風は少女漫画なので女性向けに描かれたストーリーなのかなとは思いますが、ぜひ男性にも読んで欲しい作品だと思いました。
子どもが生まれたら仕事をしていようがしていまいが、男だろうが女だろうが、親としては気遣うことが沢山あって大変なんだということが伝わってきます。
若い男性のヘルパーと、足に障害を負った男性の小説家の関係系を描いたストーリーです。ぱっと見た感じでは、2人の恋愛の話(BL要素)はあまりないかなという印象でした。
心を閉ざして人にはあまり頼ろうとしなかった主人公が徐々に相手に頼り始め、そこから2人の関係が深まっていく様子が見られる作品です。
この世界線では、人間は死後に役所のようなところで手続きをしてからでないと成仏できないという設定になっています。役所に訪れる人々の生き様と周りの環境、死に対する捉え方がみんなそれぞれ異なっていて面白いです。
ストーリーの内容はさておき、個人的には絵のタッチがここまで繊細な漫画はそうそうないなと思いました。表紙よりも中に描かれているヒロインの方がより魅力的に見えます。素直に美しいと思える作画です。設定には少々無理があるとは思いますが、奥手な2人のなかなか進展しない関係をもどかしさとともに見守るという楽しみ方も悪くは無いです。
他に刊行されている「はたらく」シリーズとは正直真逆のテイストだと思います。生命を維持するため人間の体内に存在する細胞たちが社会のお荷物になっている姿には腹立たしく思う人もいるでしょうが、ここではあくまでも細胞たちを架空のキャラクターとして見ればいいのではないかと思います。
お母さんになった(元)高木さんが、いい意味で変わっていなくてほっこり。学生時代からの得意技であるからかいを上手く利用して娘のちーちゃんにピーマンを食べさせようとするなどしてちゃんとお母さんしてる姿に少し感動してしまいました。
2人が出会ってから恐らく10年以上は経っていると思いますが、未だにお互いが相手のことを好きなんだよっていうのが分かる描写も時々挟まれていてキュンキュンします。
好きだからこそ西片にあれやこれやと手の込んだいたずらを仕組んでいる高木さんを想像したら、可愛くて本当に癒されます。西片も絶対に高木さんのことは嫌いではない(むしろ好きなのでは?)はずなので、いい加減付き合えよ〜ともどかしい気持ちになってしまうこともありますが、2人の様子を見ていると、この関係も悪くないなと思えてきます。
1番初めの吾郎就学前の話は結構重くて心に来るものがあります。幼い頃に大切な人を失うという辛い経験をした吾郎が、新しい環境を転々としながらも、チームに入り、お父さんとの絆の証となっていた野球に打ち込んで行く姿を応援したくなります。
正直ギャグ・コメディ要素はかなり多いです。ぶっ飛んだ設定やキャラクターもどんどん登場するので読んでいて理解に時間を要することもしばしば…
ただ、そんなハチャメチャに見えるストーリーの中に隠されている教訓や、キャラクターの信念が見えたときにはすごく心に響くんですよね。
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夜のあかり~深夜保育所物語~