5.0
27話(14-2)まで読んだ感想
なんでこういう身代わり溺愛系は毎回性悪女が家族に愛される&ヒーローの嫁に指名されるんだ…って思ってましたが、指名してなかったんですね。なんなら父親に愛されてもいなかった。復讐と家名への利用されてただけだった。
父親の考えとしては、クラリスのことは十中八九浮気の子だろうけど日々の冷遇で鬱憤を晴らし、お相手に「人喰い」を充てがう程度で溜飲が下がった。でも確実にほかの男の子であるマチルダは人喰い「どころじゃない」男に高く売りつけてやらなきゃ気がすまない…ってとこか。怖。(でもちょっとスッキリした)
しかし父親は「男を生めなきゃ価値がない(この思考自体は時代的に真っ当)」ならなんでクラリスの次に挑戦しなかったんだろ。さすがに2人も不貞されたら(してないけど)心が折れたかな。でも貴族としては、たとえ愛人囲ってでも跡継ぎ作るべきだったのでは?
さて、最後…息の根を止められたか?それとも怪我で済んだか?どっちにしてもそんな傷物の娘、婚約は破談だろうし家は没落するし、高く売れなければ(父が生きてても)酷い扱いされるだろうし、まぁ、自業自得な!
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身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される