1.0
ララを好きになれなかった
神聖な水の力のある妹と、力のないヒロインのララ。力がない事で家族から虐げられて、悪評のある他国の元王太子の元に嫁ぐ事になります。虐待されて身体は傷だらけでやせ細ったララは、元王太子ロイや使用人から優しく向かい入れてもらい、次第に美しくなっていきます。
力がないと思われていたララには実は……だったり
儚く優しいララにロイも次第に惹かれていったり… それに嫉妬した妹が出しゃばり…… と、流行りのシンデレラストーリーのテンプレの様な作品です。
力がなく虐げられたララはロイの元に来たら、能力も美貌もあり、心優しい女性で愛されていくわけですが。全てご都合主義だし、敵サイドは単純だし……
ポヤポヤした表情のララに、そんな彼女を性的な事を期待するロイ。
ララのポヤポヤ表情と性格、どーーーしてもモヤモヤしてしまいます。
この手の作品にあまりエロは求めていないのに、初めてのはずのララはやたらと大胆で…
そこを読むまでは、「好きじゃない」程度だったけど、二人の初めてのシーンで無理になってしまいました。
私はテンプレ作品であっても、ヒロインには強さや個性を持っていてほしいと思うけど、ララはなんだか、男性目線で見た男性に都合の良いヒロインって印象で魅力を感じませんでした。
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灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚