5.0
一番好きなキャラは、揚羽💕
現代の世界が滅びた未来のお話なんだけど城や京都の街並み、人々の生活は江戸時代のよう。夜郎組は、新撰組?赤の王の築いた蘇芳は、古代ローマのような街並み、装いだし。名前も歴史上の人物を彷彿させられる。
更紗の仲間になっていく面々のキャラクターが魅力的。
一番好きなキャラクターは、揚羽💕
四道の父に虐待され捨てられた幼少期、旅の一座に拾われて役者=帰蝶となり、運命の子=タタラに会いに来て、赤の王に殺されそうな更紗を庇い左目を失明。タタラを誘きだす為に逆さ吊りにされたり、網走刑務所ではタタラを守るためシラスと一晩過ごしたり、最後は城の地下の仕掛けを身体を張って食い止め城と共に沈んでしまう。
身体を張ってタタラを守り、痛い思いばかり。タタラへの深い愛情を感じる。
運命の女は結ばれる女ではなく命をかけられる女。
那智ちゃんと聖さんの仲良しコンビの掛け合いが好き。群竹と浅葱が2人に馴染んで変わっていくのも良かった。
更紗と朱理。仇と気づかずに出会い、惹かれ合い、愛し合って、結ばれた翌日が決戦の日。刀を合わせて初めてタタラと赤の王と知る。朱理は動揺し自害、更紗は琥珀の中の虫のように心を閉ざす。
王城が崩れた後、赤の王を討つよう仲間から声があがるが、更紗は討てず朱理を抱きしめる。仲間も一緒に戦って来た更紗と朱理を射る事は出来ず…
番外編で、その後の2人が描かれていますが、仇だった朱理に気を遣う更紗、そんな更紗に苛立つ朱理。一緒になったからといっても消せない過去を乗り越えていく2人。朱理の更紗への深い愛を感じます。
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BASARA