5.0
どこから語れば良いか…
この作品についてきちんと感想を書こうとすると、恐らくものすごく長くなりそうです。一言で言えば名作!
よくある転生ものでも、他作品とは趣向が一味違います。うまく伝えられないけど、過去のしがらみから全体的に重苦しいこの雰囲気を、よくこんなに詩的に、ドラマチックにまとめられたな…と。お嬢さま(シャーリー)の言葉ひとつひとつがすっごく素敵です!
次の展開が全く読めないからハラハラするし、登場人物が増えてきても全く話が散らからないスマートな組み立てかた、いや〜〜本当にお見事です。
漫画も好きだけど、原作(なろうにて完読)はより詩的。皇女様のサイコパスっぷりが鳥肌級に恐ろしい。思考回路がめちゃくちゃで、読んでいるだけでこっちの頭がどうにかなりそうなぐらいぶっ飛んでます。カイドとシャーリーのお互いを想い合う様子に何度涙したか…。★10個つけたい作品です。
- 6
狼領主のお嬢様