4.0
相反する主役キャラ×2
ヤマシタ作品特有のなんとも言えないジメッとした、ヌルッとした、何かそんな感じの空気感が好きです。無料で70話まで読んだので感想はここまでのお話。
朝と槙生は真反対の性格なので、そりゃ合わない。
そして子供と大人なので、さらに合わない。
何でも人任せ、自分の意思を持たない、思春期特有のその時その時の感情に0から100まで振り回される朝はまるで台風みたい。自分を理解してくれない、自分が理解できない人に対して「ムカつく」「意味わかんない」「何で?!」だいたいこの3語のみで関わろうとするから始末に終えない。年齢よりも随分中身の幼い子、いわゆるクソガキって感じ。
槙生は飄々としているけど、保護者として正面から朝と向き合って対等に接しているから凄い。作者のインタビューを調べてみたら槙生は発達障がい持ちのキャラとのこと。随所にそれらしき描写があって、なるほどなと思った。
70話まで読んで、朝に対するイライラが留まるところを知らない勢いで伸びてきてるので、課金は悩むところ。後半だけまとめ読みしてみようかな。
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違国日記