3.0
いくえみワールド全開、という感じです。
全体的に暗いストーリーで、楽しめる回と落ちる回の落差がすごく、落ちる回を読んだ後は後味の悪いドヨーン感を引きずります。
回を増す毎に日帆のメンヘラが加速していってイライラする。事件をきっかけに楡の気持ち(責任感)を利用して手に入れても、最後に楡から「好きになってやった」「何のために」という決定的な言葉をぶつけられても、離すまいと全力ですがり付く日帆は狂気すぎる。裏でずっと飯島兄をキープしておいて何言ってんのこいつ?って感じ。
日帆は「依存できる男がいないと生きていけないタイプ」、楡もそれを分かっているから振りきれずに何年もズルズルしちゃったんだろうな。
ラストは楡がやっと自分の気持ちに向き合って岬とハッピーエンドになったから良かったけど…。
総括:飯島兄弟が良い奴らすぎて泣ける。
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8
太陽が見ている(かもしれないから)