レビュアーランキング 72位 ？
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5.0
いやあ、主人公をはじめこれだけまともじゃ無い人ばかり、いい人が見当たらない作品も珍しく、救いを求めて頼った相手も食えない奴ばかり、気付いたらナチュラルに四面楚歌状態になるんですよね。パンドラの箱の希望なし、性悪説立証マニュアルって感じでした。
基本的には世の中こんな人ばかりではないと思うのですが、
主人公たちも共感し難い救いのない世界、いい意味でシリアスさの無い絵柄に救われ読めた感があります。
気付いたのはいつの間にか平和ボケして人の気持ちに疎くなったり簡単に人を信頼したりしている自分。
いつの間にか自分に甘くしてくれる人をよしとし、その言動のうらを考えたりしない自分に時には気をつけなければと教えてもらった気がします。
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5.0
いやー、可愛らしい画風に対して登場人物のエグい程の自己チュー妖怪率の高さが（普通はそんなに身近に嫌な奴いないレベル）半端なかったですw。
絵があっさりなのでつい流しがちですが、結構ドロドロドラマです。
きっとお好きな方にはたまりませんし、ヒロインを囲むキャラたちのゲスの多さに終始怒り震えましたけど。
最後にヒロインがようやく最高のモノを見つけたからよかったけど、お前もかお前もかレベルのどんでん返しの連続で怒ったり悲しんだり感情が忙しい作品でした。
先が気になって仕方がなくなるの必至ですのでまとめてお読みいただいた方がイライラせずに済むとおもいます。
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5.0
意図的にマウントをとったり、
何故か邪魔なのに自信満々で出しゃばったり、
｢いるいるこんな人｣｢あの人そっくり｣と
思わず主人公ブラックガールズに肩入れかつ
共感してしまう人たちがひしめいていて、
そのヤバイ人たちがやんわりついやり込められるたび、爆笑か苦笑してしまう実に爽快な作品です。
このブラックガールズは決していじいじしてないところが魅力で、遭遇した要注意人物に時にはやんわり、時には手厳しく成敗した話を楽しげに憂さ晴らしの為語り合いますが、本人たちは至って可愛らしい普通のお嬢さんです。
しかし、つい自分もそう思われることしてないかなと思わず反省してしまいますが、迷惑千万のヤバイ彼らは日常的に友人や上司、お隣さんや知人の姿でちゃっかり世の中の身近なヤバイ人たちとして存在してます。
そのケースや成敗話を網羅したヤバイ人図鑑のような圧巻のマンガです。
もやもやした気分を笑ってスッキリさせてくれますよ。
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5.0
某サイトで大賞までとっている大人気作で小説も読んでますが、絵が美麗で個人的に物語の世界観にすごく合っているなと楽しみに読めています。本当に鬼より怖い家族に苦しめられているヒロイン柚子を鬼龍院玲夜（名前からわかりやすい鬼感と無敵感）が救い出す為に霊力・権力・愛などを尽くして守りますが、肝心の柚子ちゃんが今までの生い立ちがあんまりだったので自己肯定感が恐ろしく低く中々鬼カッコイイ玲夜さんの愛をしっかり受けきれませんが、徐々に玲夜を愛そうと変わっていく姿に微笑ましさを覚えます。また、この作品のもう一つの醍醐味は、柚子を酷い扱いしてきた家族たちの自業自得の様を見届けることかと思いますので、楽しみに（性格悪い）追っていきたいと思います。
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5.0
物語以前に、策略とはいえ本来着飾って優雅に過ごせるご身分になっても元々の節約魂が抜けきれず、使用人と楽しく賄いを食べ花や野菜をつくるのが幸せな奥様、その姿はハッピーオーラまき散らし状態で関わっていく人みんな（読んでる私も）をハッピー気分にしていきます。
彼女は生き方そのものが幸せで、ものの命を自然と尊び大切に出来る人は、必然的に人も大切にでき、幸せに生きていけることを改めて気付かせてくれた良作です。物語もマイペースで使用人さんたちと楽しく暮らしたい驚きの理由で旦那様がないがしろにされる（無下にはしてないから問題なし、そもそも旦那様の愛人を家に囲うことが奥様には失礼だし）くらいでほっこり進んでいきます。
なんだかここの使用人になり奥様に仕えてみたいような不思議と温かな気分になれるお気に入りの作品です。
ついに旦那様も奥様の魅力に気付かれたようで、楽しみです。
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5.0
信念のひと、
絵が美しいのはもちろんですが、
ヒロインの凛とした「民の上に立つものの、本当に持つべきプライド」の美しさに圧倒されました。
他のサイトで途中まで読み気になりつつも肝心なラストがわかり今、猛然と感動しています。
どうしてこんな賢くて愛情深い女性がつまんない男や使用人にこんな酷い扱い受けなきゃなんないのと何度も激怒しましたが、彼女は無下にされて終わる方ではなく、爽快な程にきちっと形で返して認めさせていく本物の貴族令嬢です。
それにより形だけの配偶者も成長はしていきますが、
自分もだけど、人は言動や振る舞いは本当に気を付けていかなければならない、しみじみとあの男を通して学びました。そして信念を貫く者には、相応しい方やステージが必ず現れる、まさにすっきりするストーリーでした。
いい作品に出会えたことに感謝します。
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5.0
めぐみセンセは小さい頃からの家庭環境で自己肯定感が恐ろしく低く、恋愛も自分から引っ込んでいきますが、彼女の良さを理解している男前年下彼氏さんは不器用な彼女を優しくフォローしていきます。サブキャラがまたよくて、
始めめぐみセンセをなんやかや敵視してきたハイスペック女子恋仇の松井さんも、めぐみセンセの裏表のなさや不器用なほど実直な性格にイライラしながらもだんだん認めてほっとけなくなる様子に面白くなり、心もほのぼのします。
しかし、めぐみセンセは妙な人のよさ（男気？）でややこしいことを引き寄せる傾向があり、今もものすごいドロ沼を自分でこさえてしまいますので
どう乗り越えていくんだか、
いや－な予感しかしませんが、
まあ、松井さんや秋穂さんがいるから、大丈夫でしょう……か？。
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5.0
丁寧なレシピも載ってるし、料理マンガ…と、思わせて、
ヒューマンドラマ（結構重いぞ）なんですよ。
しかも一見は普通の人だがこだわりが強くヤバい両親やサバサバというより肝心なとこで色々無神経な父親姉にかわいいももちゃんが振り回されます。
寝坊ばっかりの父親をふりかけご飯をかき込んで必死に起こしたり、気分ムラのある父親を気遣いながら暮らしているけなげなももちゃんに泣けてきました。
理学療法士の父親（偏見が強く思いやりや配慮が足りない、自分ばっかり大変意識）、元教師（いや育児放棄は職業柄どうなの）の母親の言動、夫婦問題や自分探しは親になったら子を優先して下さい。
また、その父の姉の非常識や配慮不足（差し入れのこと黙って食べてたり、さっさと事実を言えばももちゃんがいじめられる原因を防げたよな）など
ちょいちょい「ん？」と気になることが多く、
いやまず子供第一に考えなよと
ついぼやきたくなるほど、
ももちゃんがけなげなのです。
この主人公等から見ると、
男二人で暮らしているおじさま方や独身ミスの師長のことを異端扱いしますが、
人生経験豊富で常識にとらわれず物事を見つめ、スマートにサポートすることができる存在であることに感謝出来るようになってから、父親も少しずつ成長していきます。
とにかく、
夫婦で大人になって
子（ももちゃんやゆずちゃんしかり）にいらん迷惑かけますまい、
色々言うけど
結局子の心も親知らず、
色々考えさせられた作品でした。
ももちゃん、幸せに。
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4.0
どの作品でも、今までヒロインって応援・共感したくなるなる感があったのですが、今までの概念は見事に覆される「生きるハラスメント、ダーティヒロイン」降臨です。
とにかく絶対応援・共感できません（笑）。
気持ちいい位に人の話は聞かない、何故そんな自信が持てるのかと思うほどの自信過剰、どうしてと頭を抱えるようなとんちんかんなマウント、こんな風にはなりたくないと反面教師のバイブルとしております。
本人のみは至ってのんきで幸せそうですが、当然周りはとんでもなく振り回されます。
一部のマニアックな人種には慕われるようですが、こんな人近くにいなくてよかった、と日常の平和に気づかせていただけるには良い作品です。
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5.0
なな子さん、
みんながそれぞれ必死で堪えて今の幸せを取り戻しつつあるのだから、
みんなをまた地獄に引きずり込むのはやめようね。
世界で一番自分が可哀想みたいに思ってるみたいだけど、
すべて自分が選択してきた結果、
本当に可哀想なのは、香織さんと、彼女の努力で何も知らずに済んだあなたの子供と彼女の子供さん。
娘に知られたら、今の幸せはもうないと思うよ。
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