5.0
懐かしい!
中学生の時に、友達が愛蔵版(分厚い上下2巻)を持っていて、借りて読んだら思いきりハマりしました。クラス中の女子が「次貸して!」と回し読みしていたくらいです。
当事は思春期真っ只中だったので、フランス革命の話だとは理解しつつも、オスカル&アンドレやアントワネット&フェルゼンの恋愛の方に目が行きがちでした。大人になり改めて読んでみると、人々が生活に困窮してフランス革命へと向かっていく描写や、その狭間で苦悩し、貴族でありながら平民側につく選択をするオスカルなど、懸命に生きた登場人物たちの様子に胸を打たれます。
今も尚、世界で紛争が起きているからこそ、そう感じるのかもしれません。
時代を超える、まさに名作だと思います。
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ベルサイユのばら