1.0
めちゃくちゃ気持ち悪い話でした。
女子高生が隣の一家の事が大好きで隠し撮したりストーカー行為を働いているところから始まり、ひょんな事から家の中に入る機会が訪れたと思ったら、異様な程の異臭と暗闇での肉片と思わしき物体と抜けた歯。その時点で通報するのが普通ですが、そこは隣の一家をストーカーする異常者の思考回路なので、通報はせず、その後隣の旦那が自分を問いただす為に家に侵入してきた時も「私の立場は優位なんだ」と気付きニヤニヤするあたり、もう狂気としか思えませんでした。
どうでもいい事ですか、主人公の母親が吐物らしき物をシンクに見つけ「あんた吐いたの?」「うん、胃もたれしたみたい」「病院いく?」「ううん、大丈夫。あとでコロッケ食べるね!」「あ、そう?」的なやり取りがあるんですが、
ある程度の年齢に達している人間がトイレではなく台所に吐く程の強烈な吐き気で、しかも吐物を流すのを忘れる程の症状でありながら、その後すぐコロッケ。
てか、コロッケって。
唐揚げでも豚カツでもなくコロッケのあたりが、シュールでした。
母親も高校生の娘が一度吐いただけで(現在至って元気で熱がある様子もない)病院って。しかも病院行くか聞いておきながら、「胃もたれしてるのに揚げ物とか良くないから夕飯は消化に良さそうなものにするね」とかでもないあたり、結局この親子おかしいんだねという解釈になりました。
なんか、内容の気持ち悪さと絵のコミカルさ、ちょいちょい出てくる内容がちぐはぐで上っ面だけで構成された内容に嫌気が差して途中で読むのやめました。
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ファミリーストーカー