5.0
普遍的な初恋の粋
山口の、地方の自然豊かな背景が重なり、めまいがするような郷愁を感じるし、手に取ると草の香りがしそうな、まさに「誰しもが共感できる普遍的な初恋の粋」のような作品。
本編当時、時折見られた巻頭カラーページに、目も心も奪われたものです。
誰かも書いてたけど、「お父さんがビールをこぼしてごめんなさい」のくだり、あれは泣ける。それが許せない年頃は、きっとみんなあったよね?
そして「いつもより たくさん目があいました」のくだり。
「目が合う」って、子ども時代の恋愛の究極!って感じがします。
それがどれほど嬉しいか。
余談ですが長男の朝食での白菜サクサクも地味に好きでした笑
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瞬きもせず