昨晩皇后と皇帝が、一緒にいた事が早くもローズモンドに知れ、血相を変えて皇后宮に乗り込んで来た彼女。皇后に真偽の程を尋ねるが、その無礼な振る舞いを咎め、皇帝と皇后が一緒に居たからといって何ら不思議ではないと反論。薄っぺらい寵愛など何の役にも立たないと！良く言ったそれこそ皇后たるもの。
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皇后の侍女が皇后宮を後にする皇帝に､少しでも皇后に目をかけて頂けないかと進言したが、すでに初夜で寵愛は期待するな、おとなしくしていた方が身の為だと言い渡してあるという。冷たい奴だなぁあんたは。
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皇帝にどうぞローズモンドの所で癒して頂いてと薦めたのに、一緒に雨にうたれてしまい、仕方なく皇后宮にお連れし休んでもらった。
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皇后は眠れぬ夜を過ごしていた。いつまで怯えなければならないのかと一人庭で、涙にくれている所へ皇帝がやって来た。何故泣いていたとハンカチを貸してくれた。皇帝も眠れずにいたのだ。
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ローズモンドのケガが、皇后によるものと皇帝が皇后宮に話を聞こうと向かった所、皇后と従者が、もし、ローズモンドに肉のすり替えがされてたら、戦争になっていたかも知れないと、話しているのを皇帝が耳にしていた。
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皇后は策略を巡らしたローズモンドを攻め立てた。歴史上ただの愛人の末路は悲惨なものゆえに、なんとしても皇后の地位に立とうとする彼女。
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数日後、クリスター帝国の使節団が来る事になり、皇后が食事等取り仕切る事になった。宗教上豚肉を食べられない国で、絶対失敗は許されない。そこを狙うローズモンド。
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正式なお茶の会に愛人ローズモンドが皇后より寵愛を受けている事を出して皇后を侮辱した。
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予定にない健康診断をごり押ししたのは皇帝の愛人ローズモント、生殖機能を調べる為だった。そして、子供を産めないパトリツィアが選ばれたのだ。
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2問目の答えは歳月だった、最後の出題は健康診断､名目は皇帝の補佐たるもの健康でなければならないと、しかし、前世の出題と違った。その意味するものとは？
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復讐の皇后
021話
21話