パトリツィアは皇后の仕事と摂政位の仕事をやる事になった。
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7位 ?
パトリツィアは皇后の仕事と摂政位の仕事をやる事になった。
皇帝が意識を取り戻すまでマビナス帝国法に載っとり、代わって皇后が摂政位に着く事になった。そして、犯人から首謀者のローズモンドの名前を聞き出し、瀕死の皇帝を抱え命からがら戻って来た事、よってローズモンドと侍女の逮捕を告げた。
二人馬に乗り王宮を目指す、途中誰が首謀者と思われるかと皇帝に問うたところ、ローズモンド と返って来た。傷の手当てや解毒剤を飲ます事が容易では無い事を知る皇帝は、ブラウスを引き裂いて巻いてくれた事に自分の上着を彼女に掛けようとしたが、自分は大丈夫だからと言って、低体温になっている彼にかけ直してあげた。そして、ようやく王宮にたどり着いた。
皇后が死んだとばかり喜ぶローズモンド、皇后は意識のない皇帝に口移しで解毒剤を飲ませた。皇后の護衛騎士ラファエラ卿は狩猟に現を抜かし、護衛を怠った事を悔いていた。その頃、皇帝が意識を取り戻す。
岸にたどり着いた二人だが、皇帝は毒矢を射られたらしい、毒を吸いだすも衰弱が激しく解毒剤がなければ助からない。と、その時愛馬のサリーが駆けつけた。従者からもらった解毒剤が馬具にあったのを思い出した。なんとか一刻も早く王宮に戻らなければならないと必死だった。
皇帝はパトリツィアを庇って矢を受けていた。二人で逃げるも崖っプチに追い込まれ、いよいよピンチという時にどうせ死ぬんだから、誰に頼まれたのか教えてくれと言うと、ローズモンドだと明かした。そして、最後に愛馬の命ごいをした。川に落ちる時、一回の警告で引き下がる相手ではなかった事を悔いる。なんと愚かでお人好しだったのかと…、
狙った獲物に皇后と皇帝が同時に矢を射ぬいた。そして、二人とも護衛を付けず本営から離れてしまった。その時、何者かに襲われ二人で何人も倒したが、皇帝がケガをしている事に気がついた。
ローズモンドにも問いただすと、あれが皇后になる近道だったというのだ。ただ国外にも関わる事はだめだ、皇后は子供を持てないのだから、そこを付けば廃后もあり得るから待てと諭す。皇后にはローズモンドを捨てられない事情があるとも。そして、狩猟大会に向けて弓の特訓に励む皇后であった。
パトリツィアのケガに気づいてハンカチで止血してくれた皇帝。突然雨が降り雨宿りをしていると、使節団と謁見の時、何が起きたのかと尋ねられ、全て真実を語った。そして、ローズモンドにも何があったかと聞いたのだ。
まもなく皇室主催の狩猟大会が行われるという、そこで参加して名声を馳せるのもいいんじゃないかなという皆の意見もあり、乗馬訓練に森に出掛けたパトリツィア。すると馬が手を咬み負傷した所へ偶然皇帝が、、、
復讐の皇后
032話
32話