カミーユはユリアに優しくすればする程、苛められるようにしている歪んだ愛の持ち主だ!
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カミーユはユリアに優しくすればする程、苛められるようにしている歪んだ愛の持ち主だ!
ユリアがあのようなドレスを着ていたという事は、あんな下働きするような出自ではないと思う。
それに多分両親が目の前で、コロサレる所を見て記憶を無くしたとかいう事ではないのだろうか?血まみれのドレスがそれを物語っているのではないか?
カミーユがその現場に駆けつけて居たのは解せぬ!
グレン公爵様がユリアに惹かれている様子を快く思ってない義母がいた、彼女はグレンが人間不信になる原因を作った父の元愛人だった、子供のグレンに優しく接したのは、母に父の女遊びを吹込み、父には母がグレンに暴力を振るってると、二人に不信感を持たせ、母が自害するとまんまと公爵夫人に収まった。
波乱の予想しかないがユリアがこれ以上不幸になるのは嫌だ!
ついに公爵様が異能を使ってユリアの心を読んだ、すると彼女からは侯爵家とお世話になってる今の公爵様に感謝の言葉と恩返しという言葉しか出て来ない、そして、心配しているであろうカミーユに、無事を知らせ会いたいという…。
こんなにも純粋な心を持つ彼女に惹かれているようだ!早く彼女の素性が解るといいなぁ❗
公爵様には人の心を読むという異能があった、その能力を使ってユリアの心の内を知りたいが、子供の頃に受けた人間の醜さに失望して以来、異能を使ってはいない。
彼女もそうだったらと、彼にはあれ程の仕打ちを受けても帰りたがる気持ちが解らない。
医者もユリアは賎民ではないと、むしろ気品すらあると言う。
公爵様が子供の頃ユリアに似た女の子と交流があった、きっとその子じゃないの?彼女がカミーユの家紋を書いた為、侯爵家に渡されてしまうのか不安だ!
公爵様はユリアの食事の作法を見て、もしかしたら貴族の出ではないかと感じた。
一方告げ口した侍女がカミーユに色仕掛けして来た、あわよくば彼の子供でも身籠ろうというのか?彼はユリア以外眼中にないのに、あの異常な執着は正に狂愛というべきか?
一話でユリアは血まみれのドレスを着ていたが、家族で事件に巻き込まれたのか?彼女の正体がバレたらと言うには、彼女はひょっとして貴族だったのかも知れない、これからますます面白くなりそうだ!
カミーユは所詮自分が一番可愛いだけ、ユリアを守るどころか最悪な事態に、行き倒れのユリアを丁度通りかかった偉い人が助けてくれるのか?今度こそ彼女に平穏な暮らしを…。
カミーユは侍女に対しても歯の浮くような軽い言葉を吐くんだね!幻滅したわ、下働きの直訴で窮地に追い込まれてしまう…。
狂愛と純愛
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