5.0
トロフィー
私は人生が上手くいった
幸せな結婚をして優秀な子供を育てて
世間に一目置かれている
そうであるはずだったのに
自分の世界は狭い
そこで表彰されてる気分
そんな世界から外に出ても
生まれ育った頃の
何者でもなかった自分をよく知る世界で
崇められたい
『故郷に錦を飾る』
そういう事なんだろう
母親は告解し娘と赦し許されたけれど
燻り続けた見栄の焔は消えてはいなかった
同じような
そして
可もなく不可もなくな境遇であったとしても
嫌な話ではある
私は大丈夫なんて人だからこそ
この母親なのかもしれない
人は変わらない
血の繋がりは厄介で重い
離れるにこしたことはない
自分も母親のようにならない為に
-
0





娘が不倫してました