4.0
気を遣いすぎる、控えめなヒロイン
毒親に放置され、娘が自分よりも美しくなることを許さない母親。
自分のわがままは撒き散らすのに、娘にはそれも許してこなかったんでしょうね。
自分の金蔓としか考えていない。
幼少〜思春期に蔑まれて育つと、親の顔色を伺って、息を潜めて生活するようになりがちです。
生きていける場所がそこしかないから。
自己主張しても、あの親なら無視か、感情のままに怒られたり殴られたりするだけでしょうし、さらに貶められるケースもある。
そうせざるを得なかった娘さんは、自己肯定感も極めて低くなり、おそらく人を信じるのが難しくなる。
名家じゃなくても、毒親・娘との関係がこれなら、大人になっても影をおとします。
自分がそうだったからです。
絢子さんのことは責められない。
そんな中、キクさんや華ちゃんの存在が救いだなと思いました。
応援したいヒロインですが…ポイントの割に、なんせ一話一話が短い(笑)
変に引っ張らず、もう少し話を進めてください。
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かりそめの契り~後家の花嫁は愛される~