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応援したくなる物語
女子大生の雪は聴覚障がいを持っている。
ある日電車の車中で外国人に話しかけられ、分からないってジェスチャーしても理解してもらえず、困っている所を同じ大学の逸臣が助けてくれた。それ以来、雪は逸臣が気になって仕方がない。静かに始まった恋愛初心者の恋の物語。
たぶん障がいがあるが故に、恋愛に積極的になれなかったであろう(他者と積極的に触れるきっかけがなかった？)雪が、これって憧れなの？恋なの？と初々しく可愛く、応援したくなりました。
逸臣はポーカーフェイスで何考えてるか分からないタイプ。外国に興味があり、バックパッカーでヒョイっと短期間で外国を飛び回っている。
3ヶ国語話せて、他の外国語も勉強中。
「雪の世界に入ってもいい？」と言われ、ドキッとするも、聴覚障がい者の世界を教えてって意味の様な‥逸臣が外国慣れしているせいか、興味を持った事に積極的になる性格のためか、ジッと顔を見てきたり、俯く雪の頭をガッと持ち上げたり、頭ワシャワシャしてきたり、恋愛初心者の雪にはドキドキする事をしてくる。
逸臣に近づきたく頑張る雪に対して、逸臣はどう思っているかは、無料分10話ではわかりませんでした。バイト先のカフェで親そうに腕に絡みついていた女性との関係も謎。
上手くいって欲しいけど、どうなるのかなあ‥
聴覚障がい者について勉強になる事も少し描かれています。読唇術は顔横向いちゃうと分からない。補聴器がハウリング起こして変な音が出る時がある。補聴器付けても音が混ざって聞こえ、何の音か分からない。今はスマホでコミュニケーションとれる。音分からないので、後ろからボデイタッチされると恐怖。などなど‥
しかし、医療系マンガではないので、優しく温かく話が進んでいきます。
雪の恋愛が成就して欲しいなぁ。
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ゆびさきと恋々