3.0
戦うヒロインの時代物復讐冒険ファンタジー。この手の作品は読み応えがあって面白く名作も多いですよね。
それぞれ好みがあると思うんですが、個人的には田村由美先生のBASARAが最高峰だと思っていて、他にも暁のヨナや黎明のアルカナも好きです。
この女王の花も読み応えがあって面白いんですが。生まれながらにして過酷な境遇のヒロイン。でもヒロインの母である妃へのこの扱いはさすがにおかしくないかなと。平民出とかだとわかるけど、小国といえど仮にも隣国の姫様ですよ?しかも正妃。黄国の人も出入りしてんのに何も手を打たないのはおかしくない?土国の土妃の手前何もできなかったのなら黄国の王も孫を責める資格なくない?幼い姫に1人でずっと見させてた訳だし。それからヒロインの父親に対する態度も腑に落ちないというか。散々放ったらかしだったのに狩りで活躍すれば認められるとか。
で、ヒロインがその後もどんどん過酷な目に遭う訳だけど、そんな感じで裏付けに説得力がないために納得がいかないので、後のどんでん返しのためにただただ姫に辛い思いをさせてる感じがして。母親が亡くなった場面と理由もそれはないんじゃない?と思いました。
まだ序盤しか読んでないのに何なんですが、まだ無料分読めますが続きを読む気にならなかったかな。
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女王の花