4.0
本当にいてほしい
急なことだった場合、故人が何を思って逝ったのか、遺族としては知りたいものです。
それが気掛かりで、何年経っても苦しむこともあるでしょう。
良い漫画、です。
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急なことだった場合、故人が何を思って逝ったのか、遺族としては知りたいものです。
それが気掛かりで、何年経っても苦しむこともあるでしょう。
良い漫画、です。
学生時代、30年以上前、近くのセブンイレブンに深夜から早朝に勤めていたおじさん、俺たちみたいなはぐれものにも優しかった。
思い出したよ。
親父みたいだった。
北国の人間は特徴があるようでないようで、うまく表現できないけど、無口で、たまにしゃべれば誤解を生んで、芯は強いものがあるようだけど、人懐こくて騙されやすくて、訛りを隠そうとしてても、端々に出てしまう、まあ不器用な人が多いと思うけど、雪人はうまく表されている。
こんなやつは現実にいる。
会社にとって、百害あって一利なし。
周りも知らないフリしないといけないし。
読んでて痛快です。
どうやって死んでいくかは、どうやって生きてきたかだ、と思ってきましたが、いろんな終わり方があるんだなぁ。
先日、とある職人さんから、大卒の職人志望者を断った話を聞いた。
この業界、上が言うことは絶対。
白でも、上が黒と言うなら黒となる世界。
大卒の君に辛抱できるのか、何年かやって、手に職も付き、自信も付いた頃に、給料が安いと嘆くんじゃないか?と詰めたところ、、、
その大卒の志望者は黙ってしまったとさ。
それを思い出しながら読んだ。
大変な世界。
マンガででもいいから世間にこの業界の大変さと、夢がある世界だと言う事がつたわって欲しい。
現場ってホントこんな事があるんですよね、ということをうまーく描いています。
作業員の気持ち、監督の気持ち、発注者の気持ち、、、
元請、下請、、
それぞれの立場、主張、全部間違ってないのに、どれかに向かってまとめていかないと現場は止まります。
初心に帰れ、というマンガのように受け止めています。
人生、いろんな形があっていいよね?
自分の生き方をしてるかどうかが大事よね?
勝手に枠を作って、それと比較してしまうのはナンセンス、と気付かせてくれるマンガ。
このお話は奥様の実体験でしょうか。
それをマンガ化して追体験するのはさぞ苦しかったでしょう。
しかし、この夫の顔、瞳が描かれていないことも、妻と向き合っていない事の暗喩なのでしょうか。不気味さ満点です。
原因となる相手を治療する、ってのはいいアイデアだけど、嫌いでいたい、原因が無くならないでほしい、という気持ちも分かる。
複雑なきもち。
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