5.0
こんなバーなら行ってみたい
海外で腕を評価されて帰国した若いバーテンダーが、様々なお客や先輩、同僚にもまれて人間的にも成長していくストーリーが、嫌味なくすんなりと読み進められます。カクテルの知識も知れるのがいいですね。
バーテンダーのいるカウンターはなかなか敷居が高い感じがしてあまり行ったことがありませんが、こんなバーなら行ってみたい。ミスターパーフェクトのバーは別ですが…
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海外で腕を評価されて帰国した若いバーテンダーが、様々なお客や先輩、同僚にもまれて人間的にも成長していくストーリーが、嫌味なくすんなりと読み進められます。カクテルの知識も知れるのがいいですね。
バーテンダーのいるカウンターはなかなか敷居が高い感じがしてあまり行ったことがありませんが、こんなバーなら行ってみたい。ミスターパーフェクトのバーは別ですが…
突然、原因不明で若返ってしまったおじいさんとおばあさん。二人ともピチピチでイケメンと美人さんで、周りがザワザワするなかでも二人のお互いを思い遣る気持ちはまったくぶれずに変わりないのが微笑ましい。読み進めていくとほろりと泣かされるエピソードもあり、思いのほか読み応えがありました。
作者の方は青森出身なのでしょうか。セリフの方言がリアルで良かった。
わりとイケメンなのにファッションセンスも言葉のチョイスもご年配な明智探偵と、キッチンカーのお料理人の苺ちゃんのコンビネーションが抜群に面白い。しかし狂気じみたマリアが、まぜこんなに明智さんに執着するのかが謎。読み進めるとその秘密も明らかになるのかな。
マリアの手口があまりにも残忍で読むのが辛い話もあったけど、苺ちゃんの作る美味しそうな料理と笑顔が清涼剤になります。
主人公の夫が実はDV夫でもなんでもない、思いやりにあふれた人と分かって本当によかった。むしろ精神的に虐げていた家族の方がずっと毒(特に弟)。最後にお母さんが自分自身の人生を取り戻したのも良かったけど、長年愛情という名の甘やかしを続けてきた息子からはもう顧みられないでしょうね。実際にあるようなリアルな設定で、読み応えがありました。
無料分まで読みました。朝の連続ドラマで映像化して欲しい面白さ。副題の「ながたん」と「青と」とは方言で包丁と青唐辛子のことなんですね。クールで合理的な周さんと、京女性らしいゆったりとして大らかだけど芯のあるいち日さん。真逆な二人だけど、料理でも一見合わないような食材が思いもやらないハーモニーを生み出す事がある。二人が今後どんなハーモニーを生み出すか楽しみです。
惚れた相手にストーカーのように執着する久我くんと、どこか感覚が一般人とはズレているアイドルオタクの翠との微笑ましい純愛ストーリーです。
久我くんの後輩や翠の元同僚からはズレた二人の恋路は危なっかしく見えるけど、読者は久我くんと翠が自分の気持ち以上に相手を思い遣っている心情が分かるので、なんともハラハラしつつも応援したい恋物語でした。
一見とっつきにくそうな経済行動学をマルチ商法やマインドコントロールといった、一般的にも耳にする事例を解決する手法で読者にも分かりやすくタメになる作品だと思います。
成人が18歳になり、高校卒業したばかりの若者でもローンやクレジットを申し込めるようになった昨今、こういう事例こそ高校生のうちに知っておくべきではないでしょうか?
外見にコンプレックスのある主人公というのはよくあるけど、それでもけっこう可愛く描かれがち。この主人公はそのなかでもなかなかリアルな外見に描かれていて、個人的には親近感が湧きます。私も不美人の部類でしたので、自虐的な彼女の気持ちがよく分かる。だけど少しずつ周囲から受け入れられて、心を開いていく様子に思わずエールを送りたくなりました。
街のヤンキーさえ一目おくガタイの猛男くんと、小柄で可愛らしい大和ちゃんの、可愛らしくも麗しい恋物語です。
2人とも世間ズレしていない今時珍しいくらいのピュアな子たち。その2人の間で冷静に仲立ちしてあげる親友の砂川くんもいい味出してます。
自分も若い頃、こんな純愛をしてみたかったと中年になった私は羨ましく思います。
食べるものは身体だけでなく心にまで影響を及ぼすのかもしれない。医食同源、身土不二というけど難しく考えずに、身体が欲する食べ物を的確に身体に与えるのが薬膳なんだろうなぁ。麦巻さんが薬膳の知識を得て、季節に合わせた食材を食べる事により、身も心も前向きになっていく様がほっこりと描かれています。
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